10月から後期授業として樹木学と森林保護学を担当している・・・
樹木学では「樹木の外観」として生活形や樹冠の形、樹皮、枝、芽、葉、花、果実と種子などを細かく説明しているところなのだ・・・
だからと言うわけでもないのだけど時期的に実りの秋なので果実と種子を改めて観察しなおしている・・・
ということで今回はイロハモミジとオオモミジの種子・・・(↑)一枚目の画像のように大学校校内のイロハモミジとオオモミジも大分色づいてきたネ!
(↓)イロハモミジとオオモミジの葉による判別点はイロハモミジよりもオオモミジの方が一般的に大きく、鋸歯が欠刻状の重鋸歯(左・イロハモミジ)と細かく揃った単鋸歯(右・オオモミジ)の違いだね。
種子を見てみると翼果で両種ともよく似ているけど大きさがイロハモミジの方が小さい・・・
イロハモミジの翼果は二つの分果がほぼ水平に開いている・・・
オオモミジの方はやや鈍角に開いているのだ・・・
二つの種子を並べると違いが良く分かるね・・・左のイロハモミジの方が小さく水平、右のオオモミジは大きく鈍角なのだ!
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