今回の似たもの同士の冬芽と葉痕はアジサイ科アジサイ属・・・
(↑)アジサイはガクアジサイの花序全体が装飾花に変化したもので、頂芽は初期には薄い芽燐を被っているけど脱落して裸出する。
(↓)群馬のガクアジサイは植栽されたものが多く、頂芽は裸芽(裸出)で側芽は薄い芽鱗に包まれ三角形やハート形の葉痕に3個の維管束痕がある・・・
立派な王冠を被っているようだね・・・
タマアジサイの冬芽は粗い毛が生えた芽鱗に包まれるのが特徴だね! 三角形の葉痕には3個または5個の維管束痕が見られる。
毛むくじゃらの妖怪・・・
コアジサイの冬芽は薄い芽燐に包まれ、小さな頂芽と2個の頂生側芽が付いているが頂芽が小さく2個の冬芽が付いているように見える。 葉痕は3角形で維管束痕は3個みられる。 冬芽の先端が内側に曲がることが特徴かな・・・
小さいけれど筋肉質・・・?
ノリウツギの頂芽は円錐形~球形で先端の尖った芽鱗に包まれ、往々に頂生側芽を伴う。 葉痕は3角形~V字型で変異が多く維管束痕は3個・・・
怖い顔をしている・・・?
北米産のカシワバアジサイの冬芽は日本のアジサイ属と雰囲気が違って短毛で密に覆われ、葉痕も三日月形で維管束痕も多数ある・・・
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