先日の「樹木を冬姿で見分けよう」の観察会の時に似た者同士の判別法を説明していたら参加者の反応が良かったので味をしめて幾つかアップしていこうと思う!
まずはモクレン科モクレン属のハクモクレン・コブシ・シデコブシの3種を較べてみた・・・
ハクモクレンは全体的に枝も太いし冬芽も大きい、枝先(花芽の付け根)に長い毛が散生する・・・モクレンは花芽の先が急に細くなるものが多いね!
そして一番の特徴は葉痕の中の維管束痕の並びが悪くバラバラなことかな・・・
コブシはハクモクレンよりも枝が細く、花芽も小さい・・・
葉痕の中の維管束痕はほぼ一列に並んでいる。 そして枝先(花芽の付け根)には毛が無い・・・
シデコブシはコブシより若干枝が細く、花芽も小振り・・・前2種に較べて芽の長毛がボサボサ・・・
一番の特徴は枝先(花芽の付け根)が長毛に密に覆われていることかな! 維管束痕は比較的整然と並んでいるけど長毛に埋もれてよく見えないこともある!
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