行った日が月曜だから、もう一週間経ってしまうのだけど軽井沢で開催されたミニ自然観察会の備忘録的記事・・・まずは樹に咲く花編!
集合場所で全員が集まるのを待っている間に見られたアケビの雄花・・・花弁のように見えるのは萼片で淡紫色、ミツバアケビは濃紫色だね!
若い枝や葉柄、花柄、子房に腺毛が多いので判別しやすいミヤマウグイスカグラ・・・
巻きひげで絡みつくつる植物のサルトリイバラの花・・・つる植物は巻き付く方法で纏体植物・纏鬚植物・纏根植物などに分けられる!
他の桜よりも花期が遅いミヤマザクラ・・・粗い鋸歯や総状花序が特徴的だね!
今回の目的の一つだったズミとエゾノコリンゴの比較・・・ズミの長枝の葉は切れ込みの入ったものが見られるんだ!
そして蕾は赤味が強く、花はエゾノコリンゴよりも一回り小さい! 花柱が3本、時に4本そして5本もまれにみられる!
エゾノコリンゴの蕾は赤味が強くなく花も一回り大きい! 花柱は5本、時に4本・・・長枝の葉に切れ込みは入らない!
群馬県、長野県、広島県、島根県隠岐に局地的に分布するオニヒョウタンボク・・・花柄が1~2cmで上唇が反り返るのが特徴だ! 葉柄も長い!
ハナヒョウタンボクも局地的な分布で青森県、岩手県、群馬県、長野県の山地に分布している・・・花柄が2~4mmと短く、上唇は反り返らない! オニよりも花期が遅いね!
ヒナウチワカエデの若い実・・・葉柄の長さからハウチワカエデかな? と思ったけど葉柄に毛が無かったので多分ヒナウチワカエデだね!
葉の切れ込みの最深部に隙間が有るのが特徴らしい!
しかし葉脚の部分の裂片が渦巻いているのは初めて見た! 別荘の庭に有ったので園芸品種なのかな?
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