お盆には厄除け・五穀豊穣を祈願しておはぎを仏壇に供える・・・
餡子と胡麻だけでは寂しいので胡桃おはぎも作ってみた・・・使った胡桃は東御市の「雷電くるみの里」で買ってきたシナノグルミ(信濃ぐるみ)・・・
殻を割って中身を取り出し・・・昔はオニグルミを使っていたのだろうから割るのが大変だったろうな!
ラップを掛けて電子レンジでチン・・・
すり鉢で摺って砂糖を加えて丸めたご飯につければ出来上がり!
◎ついでにクルミ(胡桃)についての蘊蓄を少しだけ! ・・・と云っても、信州大学一年の時に教わった玉井架裟男教授(農学)の授業内容の受け売りだけど(笑)
「チコちゃんに叱られる」風に言うと、「東御市一帯がくるみ生産量日本一なのは・・・・・軽井沢が涼しかったから!」
本来、日本のクルミはオニグルミやその変種のヒメグルミで、それが食用にされていた。 その後、中国系の殻の薄いテウチグルミが入って来て、さらに明治期になると涼しい軽井沢に避暑で訪れた西欧人が菓子などの材料としてペルシャグルミを持ち込んできた。 そして、この二つの品種が交配されてシナノグルミが作られた・・・
日当たりが良く水はけの良い東御市一帯は栽培地として最適で、軽井沢に来訪する避暑客からの需要も相まって生産量が伸びていったというのだ・・・
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