しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

2011年予想〔ファイナンシャル.タイムス)

2011年02月02日 | Weblog
ファイナンシャル.タイムスの専門家たちが2010年予想で見事な結果を残した。
2011年も自分の名を賭けて、予測した。
設問と回答。内容は極力省いた。

「中国のバブルは、はじけるか?」
中国バブルなどないので、はじけようもない。〔ジェイムズ.キング)

「南北朝鮮は再統一するだろうか?」
あり得ない。いつの日か起きるかもしれないが2011年には来ない。〔デビッド.ピリング)

「ウイキリークスの力は続くか?」
はい。しかし2011年にはどこかの2番煎じがウイキリークスを追い越すだろう
〔ジェイムズ.クラブツリー)

「アメリカとNATO同盟加盟国はアフガニスタンでの戦争に勝ち始めるだろうか?」
はい。事態はNATOの思う方向に動きはじめるだろう。(ジェイムズ.ブリッツ)

「エジプトでムバラク時代は終わるだろうか?」
ムバラクがいなくなれば、軍部エスタブリッシュメントに最も近い人物が大統領になるだろう。ただしムバラク一族の意向が通るうちはノーだ。
(ジョナサン.フォード)

「スーダンで内戦は起こるだろうか?」
全面的な内戦にはならない。国家誕生が平和的で落ち着いたプロセスで行われることはないだろう。〔ウイリアム.ワリス)

「今年の石油価格はいくらで終わる?」
2011年は石油価格がバレル100ドルを超えた年として記憶される。100ドル前後の水準で2011年末を迎えるだろう。(シルビア.ファイファー)

「投資家は公社債をやめて証券に移るべきか?」
はい。証券の利回りは急激に上昇し、公社債よりずっと良くなるだろう。
〔リチャード.ミルン)

「金融業界のボーナスは減るだろうか?」
はい。銀行側が自発的に報酬削減に合意することはあり得ない〔アンドリュー.ヒル)

「世界的な食料危機は起きるだろうか?」
はい。世界中が食料輸入に使う金額は過去の記録を更新する。
〔ハヴィエル.ブラス)

「ヨーロッパの社会不安は悪化するだろうか?」
ほぼ確実にはい。〔ギデオン.ラックマン)

「ユーロは生き延びるだろうか?」
はい。ドイツと一緒に生きてゆくことのできる国々の集まりとして。(マーチン.ウルフ)

「欧州で、銀行の破綻は許されるだろうか?」
はい。銀行を支えるべきか、あるいは国家財政を維持するべきかの二択である。
2011年は国家財政破綻の年とはならない。銀行の大株主が緊縮される。(マーチン.サンドブ)

「イギリスの連立政権は破綻するだろうか?」
いいえ。しかし分裂の危機はある。(フイリップ.ステーブンス)

なるほど!
エジプトの予測が出ていた。軍部が介入しない理由もわかった。
近々軍部の指導者が新大統領となるだろう。との予測の様だ。
昨年2010年12月30日に発表された見解です。

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