しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

フリーターの平均貯蓄額

2011年02月23日 | Weblog
フリーターの7割近くが「50万円未満」の貯蓄額。
総合人材サービス「インテリジェンス」が運営する「an」が行った「フリーターの貯蓄額に関する調査」結果だ。

全国の15~34歳のフリーターを対象にインターネットで得た数字。
現在の貯蓄額は「50万円未満」が最多で67.4%
次いで「50万~99万円」が9.5%

「100万~149万」が8%だった。平均貯蓄額は「83.4万円」だった。
年齢が高くなると貯蓄額は増加する傾向があり、「20~24歳」が49.9万円で最も少なかった。「30~34歳」では「400万円以上」が11%いた。

「20~24歳」の一人暮らしは「18.8万円」
「30~34歳」の同居家族ありでは「126.4万円」であった。

また総務省の家計調査「平成17年」では少々古いが全世帯の貯蓄額平均を比較したい。
○全世帯貯蓄額平均 1世帯あたり「1728万円」
○サラリーマン世帯平均 1世帯あたり「1292万円」
尚、三分の2がこの平均を下回っており、世帯中位は「1052万円」である。

サラリーマン世帯に限っての中位は更に下がって「807万円」だった。
この数値は非正規労働者の増加に伴い減少中です。

それにしても正規労働者と比してフリーターの平均貯蓄額が極めて少ない。ことははっきりわかります。結婚できない理由もそこのあり、人口減少の一つの要因です。
子ども手当ては「恒久化した制度」としないと結婚できない。
子どもは育てられない。
貯蓄は減少していく。国債発行の担保財源(国民の預貯金残高)の枯渇。国力の衰退。の悪循環のプロセスに歯止めが利かない。

菅さん、経済に疎いでは国民は失望します。
「格づけに疎いもので」の発言で経済認識の乏しさが暴露されましたが、発言には気をつけて、少なくとも「鳩山さん」のお粗末発言に倣うことだけはやめてほしい。民主党は首相の不注意発言で崩壊の瀬戸際です。

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