しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

問題の本質

2011年02月25日 | Weblog
政治、経済、外交、日常生活、様々な問題が紙面を賑わせている。

対立する意見、立場の違い、政治的なもの、宗教的なもの、生活観の異なり、環境の異なり、それこそ様々な要因が複合するためどれが正論か判別に迷う。
国民生活を直撃する不毛ななじりあい。混迷を増すばかりの政局。およそ、当事者能力の衰退が原因と思われる末期症状が見てとれる。

国民の不満が爆発すると革命が起きる。アフリカで起きている革命は「強権」で抑えてきた
不満の捌け口が一つ見つかると爆発する。

日本は異なる。そもそも「強権」が存在しない。2大政党というがどの政党も屋台骨が制度疲労を起こし適切な補修が為されないままずるずると外装だけを塗り直す対処工事で終わっている。大きな地震があればひとたまりもない。
他の政党はというとこれも似たりだ。

大きく支持基盤を拡大した政党はなく、既存の組織の衰退防止に冷や汗を流すだけの状態。
宗教団体依存の政党も勢力拡大が出来ていない。
問題の本質はどこにあるのか。

名古屋での河村旋風はヒントとなる。
大多数の庶民感覚に訴えたジミチな対話集会。既存政党の政策に捉われない「維新理念」
今のどの政党もダメだ。期待外れだ。この候補なら何か変えてくれる。
「カリスマの魅力」が必要だあ。ということかも。

庶民の生活苦から来る不満は大きい。何も応えてくれない既存政党。
それでは「維新の会」からの新しい力に期待したい。
そんな多数の国民の気持ちを捉える政策、訴え、庶民感覚が票となる。

「劇場型」のカリスマの登場は小泉氏以降途絶えて久しい。
河村旋風は似た印象がある。
東京にも「劇場型カリスマ候補」が登場して新知事、。
大阪、名古屋、東京、大都市連合が国政を変える地方からの革命を起こしてほしい。
既成政党の大敗北の予感がするのは小生だけでしょうか。

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