しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

世界一の日本のトイレ文化③

2011年02月07日 | Weblog
温水洗浄便座は、ノズルから噴出する温水によって肛門を洗浄するという基本的なものから、ビデ機能、脱臭、乾燥、暖房便座の機能、室内暖房、さらには便器の自動洗浄や音楽再生。
また、操作もユニバーサルデザインの観点から本体ボタンからリモコン操作式に変わりつつある。こういった機能は日本が最も進んでおり、来日外国人の多くは愕然として驚く。

INAXやTOTOの上位機種では「リラックスミユージック」と称したクラシック音楽や自然の音をSカード収録して本体に搭載している。TOTOではケンウッドと提携したスピーカーを搭載。トイレを癒しの空間として世界一のトイレ文化を世界に発信している。

ニーハオトイレで有名な中国に進出した日本メーカーはこの世界で敵なし。破竹の快進撃を続けているようであります。

世界一の日本のトイレ文化②

2011年02月07日 | Weblog
温水洗浄便座はアメリカで医療.副祉用に開発された。
日本では1964年に東洋陶器〔現:TOTO)がアメリカンビデ社の「ウオシュエアシート」輸入販売したことが始まり。

ライバルの伊奈製陶〔現:INAX)も1967年、温水洗浄便座付洋風便座「サニタリーナ61」を発売。TOTOも1969年に国産化に踏み切った。

1980年、TOTOは独自に開発を進め「ウオシュレット」の名称で新たな温水洗浄便座を発売した。温水の温度調節、着座センサー、ビデ機能の搭載。

1980年代半ばにはINAXも「サニタリーナ」に代わって「シャワートイレ」の名称で販売。
電機メーカー各社(松下電工*現パナソニック)も参入した。

1990年代には日本の新築住宅の多くで温水便座が採用され、オフィスビル、デパート、ホテル、コンビニ、等パブリック施設用途に採用されていった。
以上ウイキペデイアの「温水洗浄便座の歴史」より

世界一の日本のトイレ文化

2011年02月07日 | Weblog
TOTOは温水洗浄便座「ウオシュレット」の累計出荷台数が3000万台を突破したと2011年2月2日発表した。

1980年に販売を開始し、98年に1000万台、2005年には2000万台に達していた。
内閣府の消費動向調査によると日本における洗浄温水便座の普及率は1992年が14%
2000年41%、2008年68%、2010年にはなんと71.3%に達している。
世界のシエアの大部分は日本の企業だが、米国、ヨーロッパではそもそもコンセントがトイレについていない場合が多く普及していない。
イタリア等硬水の地域ではすぐに温水が目詰まりする、ビデが普及、等の事情もある。

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