しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

春場所中止の影響

2011年02月09日 | Weblog
八百長事件で揺れる「国技大相撲」3月13日開幕予定の大相撲春場所は2月6日中止の申し出を大阪府体育館に申し入れた。
大阪府体育館は規定では一月前のキャンセル料は50%なので使用予定額約7800万円の半額程度の損害賠償額となるか協議中とのこと。

それ以外の影響も出ていた。
○ 入場料 約10億円
○ 放送権料 NHKの放送権料 約4億5千万円
○ 相撲案内所への損害補填金 数千万円
○ 呼び出しの着物広告料
○ 懸賞金 1本6万円。白鵬は先場所、473本 2601万円もらったがゼロとなる。
○ 給金 十両以上の関取に支給される給金で白鵬は384万だったがゼロとなる。
○ 場所手当て 幕下15万、三段目10万、序二段8万、序の口7万がゼロとなるかも。
○ 部屋維持費 力士一人あたり11万5千円、稽古場費用力士一人あたり5万5千円。
        支給されるかは未定。

元幕内力士の付け人を務めた人の告白で出てきた話は生々しい。
90年代には八百長は頻繁に行われていて、当時の相場で幕内は80万円、十両は40万円で勝ち星が売買されていた。と証言した。
八百長は幕内より十両の方が数は多く、原因としては十両は月額100万円以上の給料がもらえるのに、幕下に落ちた途端に無給となる。それが八百長を助長したと指摘した。

「過去には一切なかった」と断言した放駒理事長の言葉も信頼感を欠く言葉に響く。
解雇された力士の一人は相撲の取り組みの75%は八百長だった。と発言したこともある。
「国技大相撲」膿を出し切ることができるのか。
出来なければ「解散.廃業」も視野に入ってくる。国民目線は厳しいのだ!

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