しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

203高地

2011年12月12日 | Weblog
昨晩の「坂の上の雲」は「203高地」の攻防戦だった。
(満洲=当時)大連市の北西2キロ。旅順港を見下ろす事のできる重用要塞だった。
乃木希典大将とステッセリ中将の交戦の凄まじさは歴史となった。

日本軍は最終的に投入された兵力は「延13万人」に達し、死傷者数は「約6万人」だった。
対するロシアの兵力は陸海軍で「6万3千人」戦死「1万5千人、負傷3万人」で降伏時の戦闘可能人員数は1万6千人に減少していた。

戦車や航空機のない当時は要塞の攻略は正面への消耗戦しかなく、悲惨な人海消耗戦が繰り返された。旭川出身の第7師団は5日間で1万5千の兵力が1千人にまで減少した。
この戦闘で日本は勝利し、ロシアは降伏。ロシア旅順艦隊は壊滅した。
世界に名だたる帝政ロシアに果敢に戦った島国日本の力を世界に示した出来事だった。


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