しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

治安の要「交番」制度

2011年12月31日 | Weblog
韓国、台湾にも輸出され、近年はアメリカやシンガポールにも交番制度が輸出されている日本の「交番」制度。

インドネシアやブラジルサンパウロ州などでは2005年からの導入で、殺人事件等の犯罪が大幅に減少した。

1871年に発足。1874年(明治7年)「交番所」に巡査が配置された。
1994年に「派出所」は正式に「交番」(KOBAN)に決定した。世界言語である。
日本の治安が良好な原因のひとつは「全国の交番にあるのでは」と他国の注目は高い。
2006年4月現在の全国の交番数は「6362箇所」交番勤務員は「約48700人」である。

夜間無人となる「空き交番」が全国で「268箇所」ある。交番勤務員の人手不足は治安に関係する深刻な問題である。
警察庁としては「交通相談員制度」を発足させ、定年退職した警察官を対象に再雇用して、空き交番対策を行なっているが充足していない。全国的にはあと3万人の警察官の増員が必要としている。(広範囲な職域を抱える警察署員確保の為には)
たしかに交番は忙しい。

小生も先日スマートフォンを拾って交番に届け出た。調書を取ってお茶も出してくれた。15分くらいで済んだがその間も電話があったり、目的地案内を聞きに来る人があった。
小生の住まいする地区の交番は交替勤務で署員は6名。24時間体制だから勤務はきつい。外食もできないから出前ばかりだ。
リードの付いたペットを拾ったと届ける人。隣家の騒音・悪臭をなんとかしてほしいと自治会長に本来言うべきことを訴える集合住宅住民。
ここ1年で2回程交番を訪れた際の出来事です。
自治会長になってから頻繁に訪れる様になったがそれまでは殆んど用無しだった。
意外と多い地域対応。交番勤務の署員さん。ご苦労様です。^^


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