しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

震災で活躍!

2011年12月20日 | Weblog
3月11日の東日本大震災。
数ある防災グッズの中でも密かに大活躍したクルマがあった。
「エスティマハイブリッド」だった。

日本三景として名高い宮城県松島市には、震災時約2メートルの津波が押し寄せた。
ほとんどのインフラが停止し、もちろん電力もストップした。そこで活躍したのが「エスティマハイブリッド」だった。
そのハイブリッドシステムは世界で始めて1500ワットの大容量電力供給能力を供えていた。

松島市のホテル「大松荘」では地震が起こった当時、このエスティマハイブリッドが電力を供給。明かりの供給から携帯電話の充電、さらには精米機の稼働までが可能となり、避難中の人々の生活を支えることが出来た。

エステイマハイブリッドは、ハイブリッドカー特有の大容量電気エネルギーにより、AC100V/1500Wという家庭用コンセントを標準装備しており、国産車で唯一の自家発電が可能な車である。
これは家庭にあるほとんどの家電が、ワット数を気にせずそのままコンセントを差し込んで使えるということ。使用環境にもよるが、一般家庭の平均的な使用電力量であれば燃料満タン状態から最大4日間程度の電力供給が可能で、1500Wをフルに使い続けた場合でも約2日間は使えるという。

バッテリー残量が少なくなってきても、エンジンが自動的に始動して発電し、電気を供給し続けるシステムなので、例えば災害などによって電力の復旧が遅れた場合でもがソリンがあれば発電できる。勿論ハイブリッドカーの大きな魅力である燃費も1リッターあたり20Km(10・15モードという優れもの。
震災の影響で、自分で発電・蓄電するという動きが出ている昨今、普段から便利に利用できる「車でのパーソナル発電」をひとつの電力マネジメントの形として考えてゆく時代かもしれない。
以上有栖川匠氏のレポート記事より。

素晴らしい活躍だった「エステイマハイブリッド」
こんな活躍が出来ることがわかっていたらこれからの家庭での非常時の電力確保の切り札としてもっと行政が宣伝普及させるべきだった。
小規模な旅館でも対応可能だ。
行政の車の一部はこの車を確保すべきだ。
非常時の電力確保の方法として「スマートグリッド」の普及が検討されているが
エステイマハイブリッドなら即導入可能である。

一つの自動車会社として宣伝することは行政としては?という事でなく、良いものなら積極提言してことが必要と思う。
世の為、国の為、民の為。

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