国会中継を見ていた。党首討論だった。
野田首相が16日に衆議院を解散すると宣言した。首相の専権事項である。誰も拒むことは出来ない。来月16日(日)投票日となるらしい。東京都知事選挙投票日と重なる。東京は投票率が上がるだろう。
第3局の動きがせわしない。自民党が復権するかもだ。公明と第3局がどう動くかで日本の政治の方向性が決まるかも。民主党は野党第2党に陥落するかもだ。
選挙戦が興味深い。どのようなマニフェストが各政党から出るのか。13もある政党のマニュフェスト。集めて読めばオタクの世界。
早く解散すれば不利と思う民主党幹部の言葉は庶民感覚と大分離れている。「嘘つき」「早期に国民の信を問ふ」言葉の重み、首相の言葉。大義がわかっている筈の政治家の言葉が支える幹部の口から伝わらない。保身、損得感情を優先する言葉ばかりだ。
国民にうそだけはつかなかったと言える最後の瀬戸際で首相が決断したようだ。
民主党の惨敗を少し救った決断だったように理解したい。