昨日は久々に近所の「歯医者」さんを訪問。治療を受けてまいりました。
生涯にいくどとなく訪れる「歯医者さん詣で」。通常は痛みに耐え兼ねて出かけるものだ。
小生の場合、痛みでなく、補填材の外れが原因。自歯の欠損部分にかぶせていたセメントの補修目的だった。
歯医者に行くことに気が進まない理由の一つにその道具がある。
今はよほど印象が良くなったが、昔は道具を見ると泣き出す「子供」「大人」まであったようだ。
新旧の歯医者の道具を調べてみた。ペンチ、ノミ、キリ、ドリル、鉗子、抜歯器具、恐ろしい形状だ。現代はそれでも大分改善されている。
室内はピンク系の配色。BGM.リクライニング椅子、ピンクの制服看護補助士、等だ。
それでもタービンが廻り、エンジンヘッドの回転音、水の飛び跳ねと顔への付着。プラケットテーブルにこだまするピンセット、鉗子、探針、ミラーを落とす音、バキュームの吸い取り音。ゴミ箱に捨てる歯の残骸の音。耳元でつぶやく意味不明な専門用語。
大手術を受けている「手術室の騒音」の様にも感じてしまうのだ。恐ろしい20分程の時間だった。レントゲンも取ってしめて3500円。3割負担でこの金額。けっこうするものだ。来週もう1回来なさい!マスク越しの医師の声だった。目がやさしくなかった。
医院の評判は「目元のやさしさと声の調子」なのだ。ここの医院はあまり良くない。近所なので来ている。空いていることが利点だった。
兎に角、家に帰って「鏡」で確認。まずはめでたい。一安心した。