日中関係の悪化の事である。日本人で中国に良くない印象を持つ人「90・1%」
中国人で日本に良くない印象を持つ人「92・8%」となった。
過去9回の調査で最悪な結果が出た。この状況を放置することは危険だ。
「この状況を改善できるかは、両国政府や国民が、こうした感情悪化の意味をどれだけ認識できるか、そして、現在実現の目途さえ立っていない政府の首脳会談や、様々な民間の対話が動きだせるかにかかっている」(グラフ)
言論NPO代表工藤泰志
中国国民が日本の覇権主義を阻害要因の最大とし、日本国民の意識とかけはなれた認識を示す要因を是正する対策が出来ていない。一党独裁の政府報道をなんら疑問視しない面もあろうが、いつまでもそのままとする日本の政府の無策も目に余る。
日本のマスコミの扱い、中国の92%の悪印象の分析を日本のマスコミがどのように分析・報道し、政府に対案を求めたのか。
中国国民の多くが日中戦争を具体的に想定している事実を鑑み、解決策を国民全体で早期に立てる必要性がある。
日本人が戦争を想定した認識に到っていない事実とギャップの溝を真剣に考える時期に来ている。