しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

孤独死ゼロ

2014年02月06日 | Weblog

孤独死ゼロ。「大山自治会の挑戦」の講演を聞いてきた。  新潟市中央区地域活動ふれあいの集い 講演会である。

講師は東京都立川市 大山自治会の佐藤良子会長。 各種の全国的な賞を受賞している。

1600世帯、人口約4000人。会長1名、副会長5名、三役8名、専門部長5名、26棟の団地自治会。

ほぼ小生所属しているコミ協組織と同じ規模だ。

事業として有料駐車場の管理を行い、年166万の収入。世帯均等会費を月400円徴収して事業をやっている。年間で768万円。トータル1000万円の予算で活動している。

協力員120人(駐車場)、子育て支援センター会員数24名、ふれあいパトロール隊 会員数1038名。会報誌発行毎月1回。

小生のコミ協はどうかというと年間500円の会費。1600世帯で年間80万円。コミ協補助金20万、ごみ資源回収手数料10万、社協割り戻し金10万、多世代交流事業補助20万、広報誌補助20万、計160万でやっている。戸建て住宅中心の地域だ。

婦人部20名、青年部15名、会長1、副会長5、三役6、専門部会長4、民生委員児童委員協議会委員10名、自治・町内会数24.

会報誌発行年2回。

大きな差は事業規模、活動拠点、活動範囲、ボランテイアサポート部隊の会員数の差だろう。

大山自治会は団地の自治会である。2か所の自治会事務所を持つ。小生のコミ協は1か所の集会所を持つが事務所は個人宅だ。集会所の維持費は年間40万円の赤字を生んでいる。

コミセン、コミハウスを持つコミ協は指定管理人制度で管理人費用、光熱費費用、補修費用の全額を行政から負担してもらっている。

小生のコミ協は完全民営だ。補修費用、管理費用で大きな赤字を産む。利用料金はコミセン、コミハウスの利用料金を参考としているため上げられない。

個々の地域特性で大きく変わる自治会活動。基本は住民意識だ。大きな問題が起き立ち上がった大山自治会。不正経理と糾弾。いやがらせに打ち勝って会長就任。多くの支援者を味方に強力な活動を推進してきた。

多くの会議と意見集約と合意形成がなされてきた。ここの部分は大いに参考となる。

4月から新年度。新たなコミ協活動、事業計画策定にも参考となる講演だった。「やる気、元気、根気、」を維持する。向こう三軒両隣の見守り活動、自分たちで行動、人と人とのつながりを大切に。これは共通だった。

 


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