東芝の粉飾決算。呆れてしまった。
あれだけ巨大な企業でありながら、専門性の高い公認会計士のチエックが及んでいなかった。
歴代の社長の指示で決算額を数千億円水増しして計上。株主総会を何度も終えていた。
経費を計上しない手法。剰余を積み増しする指示。
こんな手法がこれだけの規模の会社で可能となるとは。ギリシャでも粉飾決算があった。日本はどうか。
日本の1千兆円の借金残高は実はその倍くらいあるのではないのか。
権力者が隠そうと意図すると隠せてしまう制度上の問題。
外部から見えにくい経理上の手法。
一部の資料だけで会計監査を受け、それで済ませてしまっている実態はないのか。
日本の株式市場の信頼、投資化の信頼を根底から崩す結果となった。
権力者と同等かそれ以上でなければならない会計監査業務。
案外、会計監査は低い位置づけ。制度上に問題はないのか。
外部監査の重要性。少し真剣に考える時期に来ている。