衆議院予算委員会の質疑を聞いた。「憲法違反」「バラマキ」「感覚のズレ」と安倍内閣を批判した民主党の追及は首相が民主党政権時代などの
政策、実績を引き合いに返り討ちにした様相だった。
「枝葉末節な議論を続けても民主党の支持率は上がらないのでは」「憲法違反は民主党だ」と野党議員の発言もあった。
民主党代表だった海江田が支持していた給付金制度を引き合いに「民主党は天に向けてブーメランを投げている」と自民側からの反論もある。
おおさか維新の会は「民主党の対応はプラカードを掲げ、暴力を振るう野党だ」「55年体制の亡霊だ。早くとどめを刺す必要がある」と糾弾した。
野党といっても与党を支援する党が増えている。是々非々で政策を判断している。「枝葉末節な言葉尻を捉えた国会審議は恥ずかしい」
全国中継の国会審議である。たとえ話をネタに言葉じりだけを延々と糾弾する野党の程度の低さにあきれてしまった。