大相撲初場所5日目の昨日、東前頭7枚目の「豊ノ島」が全勝の西前頭6枚目の「隠岐の海」に土をつけた一番は際どい相撲だった。
土俵際、右から下手投げを打った隠岐の海の左足が出て土俵に触れる前に豊ノ島の右ひじが明らかに早く土俵に落ちていた。ビデオにはっきり映っていた。
だが軍配は豊ノ島に上がった。隠岐の海は勝ち名乗りを受けるつもりで蹲踞の姿勢を取った。審判は誰も物言い、の手を挙げなかった。
際どい相撲は「物言い」が常識ではないか。少なくとも、手が上がって「協議が必要」だった。取る直しとしたほうが、良いと思う一番だった。
サッカーや野球はビデオ判定を取り入れている。抗議が相手側から出る。相撲は抗議する権利は行事にも、観客にもない。せめて、ビデオで確認する
制度改革を審判部で検討することが必要だ。NHKも微妙なビデオをしっかり再放送すべきだ。
最初のビデオで明らかに「豊ノ島の右ひじが先に土俵に落ちた」
放送を流した後、一切、再放送しなかった。微妙な落ちる前の映像のみ繰り返した。
くさいものには蓋。の態度は公共放送の看板が泣く。