100年を超える地元の老舗が歴史を閉じる。遠方から来店客が来る。久々の活況を呈している。
小生も普段は別のスーパーで買い物をしているが、閉店なのでと普段買う食品を中心に買い物をした。
特別安くはなっていないが、在庫が無くなり次第終了する。今月末が閉店予定だ。
閉店直近になれば在庫処分で値引きもあるかもしれないが、買いたいと思うものが残っているかはわからない。
けっこうお店の中は混雑していた。普段からこのくらいの来店客があれば閉店することもなかろうとの印象だった。
この地区の商店街はシャッター通りとなった。多くの商店が店を閉めている。
テントを建てて屋台で商売している人も減ってきた。歴史のあるこの地域。常連客の高齢者達は困っている。
車、自転車で廻れる人はまだ被害は少ない。
押し車で歩行し、押し車に買い物を入れて歩行する高齢者が痛手を被る。コンビニとは異なる買い物形態のスーパーだった。
駐車場スペースが無く遠隔地からの来店客をターゲットにできない店だ。顧客頻度を高めても年金生活者中心では売上単価が上がらない。
顧客の広がりも望めない。宅配事業もコスト高だったようだ。
新しい形態の商取引に押されている。ネット通販、コンビニ、イベント販売、。観光客誘致、特別区指定、交通環境整備、
無料大駐車場、シエアハウス、芸術村、特徴ある地域としてエリア指定を受ける等行政と連携した振興案を策定する事が必要だ。
気運が盛り上がらぬ内に地元が疲弊してゆく。死んでしまった芽は再び伸びてくれない。地域エゴに固まっていては衰退を待つだけだ。
連携して大きな組織となって、大きな声を上げなばならない。小さく区分された少人数の組織の声では行政は動かない。