イベントを行う場合、進行シナリオを作成する。事前に会議を開いて内容を検討する。通常、前年のシナリオを参考に手直しをする。
2回程度直して役割分担した人に配布する。会場設営、弁当、お酒類、写真、音響、受付、支払、会場誘導、司会進行役、議長、
来賓受付、参加者受付、数多くの担当者に周知するシナリオが必要となる。
通常1週程度前にはほぼ完成して、主要な役員にはシナリオを配布する。後は個々の担当者が心の準備と自分の裁量範囲で力を加える。
ところが突然前日くらいに来るハプニングが出る。欠席、追加要望等だ。人員減程度はキャンセル料がかからない範囲なら問題がない。
ところが、来賓として案内したが、欠席と連絡があった人が、挨拶だけさせてくれと言う電話をよこす。
挨拶は大勢来賓者がいるので代表の一人にお願いしている。
後の来賓者は名前の紹介程度である。欠席者が食事の会場に来て、挨拶だけして帰る。そんな虫の言い話はない。
偉い政治家が時々顔見せに来るケースは散見するが、地域の新年会に会費も払わず、挨拶だけさせてくれとは虫が良すぎる。
進行シナリオが出来ていて、紹介者氏名の順番まで司会進行役に伝えて練習準備を終えているのだ。
何様のつもりか、安易な申し出に腹も立つ。会費を払った来賓者は紹介された際、一言挨拶が可能である。
その程度ならシナリオの範囲内である。会費も払わず突然来て、挨拶だけして帰る。そんなことを許していたら来賓者の多くはもう来ないだろう。
常識の乏しい人物。そんな印象を持った。