バトミントン世界ランク2位の桃田とロンドン五輪代表だった田児が違法賭博場に出入りし、関与を認めた。
オリンピックで金メダルの期待が出ていた有望種目、有望選手だった。10日の理事会で「厳しい処分が出るだろう」と
協会専務理事の弁もある。
メダル獲得の期待がもてる選手、競技団体には海外遠征や合宿の費用が出る。
国税が大幅に支給され、選手は優遇される。ちやほやされることから選手は従来と異なる環境に喜ぶ。
ガバナンス(統治)やコンプライアンス《法令順守)の重要性が高まるのだが、本人の自覚が足りない。
協会が責任を負う場合も出てくる。巨人は野球賭博に関与した選手が出たことで球団最高顧問やオーナーが引責辞任している。
バトミントンも協会が軽い処分をしたら協会幹部にも辞任要求が出るだろう。
金メダルよりスポーツマンとして何が求められているかの自覚が足りない。青少年の夢を壊した違法行為。
その罪は重い。