熊本の地震。震度7だそうだ。九州での観測史上最大クラスの地震らしい。九州に住んでいる多くの人はこの
地震で大きな地震の怖さを体験した。巨大地震と火山の噴火について密接な関係があることは、世界の地震学者や
火山学者の共通認識となっている。1950年以降、M9クラスの巨大地震は7回起きている。そのうち6つの地震では
4年以内に近隣の複数の火山が噴火したそうだ。 東日本大震災から4年。まだ近隣の火山は噴火していないが、けっして
安心できない。という。今回の九州の地震。規模は大きくないが、近隣に活火山が多く存在する。
阿蘇山、雲仙岳、霧島山、桜島、口永良部島、口ノ島、中之島、由布岳、鶴見岳、九重山、福江火山群、
米丸・住吉池、池田・山川、開聞岳、薩摩硫黄島、諏訪之瀬島、だ。
今回の地震が誘因となって火山噴火が発生するとそちらの方が被害は大きくなる。
今後の地震学者・火山学者の注意には関心を払いたいものだ。