コミ協の問題点。拠点、資金、人材と簡単に言っても、問題は他にもある。
役員には現役で働いている人が半数以上存在する。完全にリタイアしていつでも予定が
空いているという人は少ない。完全にリタイアしていても健康に不安があり、日常的に
病院に行く役員もいる。会議に招集しようとしても都合のつかない役員が非常に多いのだ。
パソコンのメールアドレスを持っていない役員も多く、電話での問い合わせとなり、手間がかかる。
会社の従業員の様に上司の命令を第一に動ける体制でない。条件が揃わないと参加できない。
会社の勤務時間帯外であること、予定が入っていないこと。が優先する。
日中の会議招集は無理がある。日曜日に会議、日曜日にイベントの動員をかけても14人いる
役員のうち4名しか参加できなかった。
夜の会議が一番集め易い。1週間の日程の内、出席できない日を聞く作業が必要。
「役員都合一覧表」を作成する。それでもって会長から会議の招集日を決めてもらう。
とどのつまり、全員が都合のつく日は無いということ。
今回も最も全役員の都合とつく日でも3人が欠席となる日程で決まることになった。
他にも問題はいろいろある。
拠点の問題は複数必要であること。個人宅が主要拠点とならざるを得ないこと。
会議動員に都合のつく役員が特定されること。役割分担が難しいこと。
特定の役員に負担が集中すること。関わっている専門部以外の事情が良く理解されていないこと。
区分経理が難しいこと。多くの専門部の経理をコミ協で1本で収めようとしていること。
専門の経理のわかる人材が不足していること。
人材不足、拠点不足、理解不足、動員力不足、加えて高齢化の進行。
解決の道のりは?行政とのヒアリングがあるが、どこまで実情を理解していただけるか。
聞く人によって、答える人によって、内容が異なることも問題だろう。