しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

日程の厳しい要請は不可。

2016年04月12日 | Weblog

お家の事情と言ってしまえばしかたがないが日程に余裕なない要請がけっこうある。

地域はけっこう事情がある。行政から回覧してほしいと要請がある回覧物が年間100件を超える。

短期間で回覧できると考えているむきもあるが、実情としては月に2回程度しか回覧物を廻すことが

できない事情が良く理解されていない。

10世帯から15世帯程度に回覧物が廻る様に「班」を分ける。留守がちの世帯で数日回覧物が止まると

回覧物がその班の全世帯に見て頂ける期間は2週間かかってしまう。

だから月に2回程度しか回覧配布が出来ないのだ。

多くの回覧物が行政から届いてもこのサイクルに併せてまとめて回覧・配布となるのだ。

「班の数を増やして回覧世帯数を減らせば?」と言う事情を知らぬ人は多い。

町内会で班長のなりてがいないのだ。3世帯しかない班でも回覧物が廻らない。班長が辞めたら

回覧物が廻らなくなり、近くの班と合併させた。   とかの話も良く聞く。

協賛金、町内会費の集金、回覧物の行方の確認等でけっこう負担に思う人が多いのだ。

15世帯で班長をやれる世帯は2~3世帯程度である。2~3年程度でまた班長が廻って来た。

と苦情が出る。高齢世帯が多く、毎年班長探しで苦労している。

班長以上に苦労の多い専門部長、三役に至っては更に人材不足である。

多くの自治・町内会は役員を兼務している。

班長、会計、副会長、の類だ。100世帯程度の自治・町内会で役員が3~5名しかいない所もある。

「行政が地域に要請する文章が増えている」地域は力量が減退している。

このギャップの解決が最優先。行政は補助金を出すが、手続きが必要。煩雑。毎年変わる役員が対応できない。

結局、何もできない自治・町内会が増えてゆく。それに輪をかけて急ぎの回覧文書が届く。

もーどーにでもなれ!と没になる回覧文書が増えるのだ。

行政は地域の実情にもう少し配慮してほしい。そう思う。


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