厳しかった冬将軍も昨日で終わった。終わってほしい。豪雪で除雪に苦労した。けっこう広い駐車場が自宅の前にある。8台の車が停まっている。スノーダンプはあるものの1日で80センチの積雪があった時は参った。家族も手伝ってくれたが基本は男の世帯主の仕事。今年は何回除雪作業をしただろうか。自宅駐車場だけでない。町内のゴミステーション周辺、高齢者の一人暮らしの家の前、除雪車の来ない小路路、自転車道、歩行者道の除雪。新たな降雪のあった日は毎回除雪作業が必要だった。今年の寒さも特別だった。深夜に除雪車が通った後は雪の壁が出来ている。早朝の冷え込みで硬く凍結する。プラスチックのスコップでは歯が立たない。つるはしが必要だった。プラスチックのスコップしかない個人宅は今回かなり困った。スノーダンプが無い世帯も困った。除雪したいときに近所の金物店に除雪の道具が売り切れでなかった。
車で郊外のホームセンターに行きたくても車が埋もれて出せない状態。家のインスタント食品を食して外出を控える程度しか対応できなかった。油屋さんも大変だった筈だ。灯油の注文が来ても動きにくかった筈だ。そもそも注文宅に行けない状態が続いた。小中学校、大きな駐車場を持つ施設、個人商店主はこの豪雪の除雪で休校、営業休業、除雪機械の工面に苦労した。県も市も行政は除雪の臨時出費で苦労している。業者も大変だった筈だ。風が吹けば桶屋が儲かるというが、今年の豪雪はどこが儲かったのだろうか。油屋?除雪屋?水道管修理で呼ばれた工事屋?案外、風呂屋、ホームセンター、タクシー会社、だったかも。8年に一度の豪雪。それでも老体には堪えた記憶に残る年となった。