しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

原稿同り

2018年03月13日 | Weblog

国会答弁を聞いていると原稿を読み合うだけ?の様子。事前に質問内容が通告されている。関係する各省庁の担当者が答弁書を作成する。政府統一見解を基本に作成する。予算委員長が指名した回答者のアドリブ回答が出ると、統一見解が崩れる。答弁予定書に無い質問は基本的に「通告がないので」と回答を拒否できる。衆議院で一度聞いた質問を参議院でも繰り返し聞く。質問者が違うだけで内容はほぼ同じ。5回も6回も同じ質問を受ける答弁者も出てくる。同じ質問は時間の無駄。回答原稿は役人が事前に書いたもの。それを読む国会議員。アドリブ発言を期待する質問者は自ずと答弁慣れしていない議員を指定する。首相は答弁の機会が多いが熟練していてぼろが出ない。内閣官房の原稿担当は本当に能力が高い。日本の政権は官僚の能力の高さで決まる。米国は政権が変わると公務員も大幅に入れ替わるそうだ。政権よりの公務員が実務に就く。日本は政権が変わっても公務員の入れ替えはない。どっちが良いのかちとわからぬ。大統領の任命権限は絶大で、いつでも首を切れる。日本の首相にはその権限がない。忖度と答弁原稿、長期政権にありがちな内閣官房の答弁原稿スタッフの力関係が黒幕と感じる。


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