米国のテイラーソン国務長官が解任されたそうだ。トランプとうまがあわなかったようだ。わずかな期間で多くの人物がホワイトハウスを後にした。イエーツ司法長官代理、フリン大統領補佐官、コミ―FBI長官、タブギ広報部長、スパイサー大統領報道官、プリーバス主席補佐官、スカラムッチ大統領報道官、バノン主席戦略官、ー続々と出てくる。司法長官の更迭もうわさがあり、強大な人事権限に目が離せない。最高権力者の一番の権限は人事権だ。自分の都合で人事を決められる。その制度が体制を保てる秘訣だ。腹心に自分の意見に添う人材を揃える。そうでなければ体制はもたない。組織とはそうゆうものだ。いかにトップの意思を汲み、忠誠を尽くす人材をそろえられるか。そこにかかっている。不平、不満を持つ腹心を組織内に置く事はありえない。それが組織だ。多くの人材を抱える組織だからできる。トランプの人材情報はどこから得ているか。そこで次なる動きが見える。諸葛孔明は軍師として政権を支えた。孔明の旗、テントを見た敵将は恐れて逃げ出したそうである。死しても孔明は敵を敗走させた。と有名なエピソードを残した。森友問題。麻生副総理の進退問題に発展している。軍師が去れば本丸も危うい。野党も他山の石とするべきだ。犯罪者にすり寄った野党の動きはこれから出てくる。朝日新聞の取材の根拠、野党政治家の主張のルーツ。与党側にも調査権はある。たたきすぎて、自分の立場も危うくするリスクも十分認識する必要がある。