空き家問題

地域の問題として「空き家」が大きくなってきている。

昨日の新潟市の市議会議員団との意見交換会でも話題となった。
少子高齢化は深刻な状況だ。地域の２割近くが空き家となっている。
集合住宅と戸建住宅とを比較した場合、戸建住宅が多い地域の方が深刻だ。

高齢者の単身世帯が地域で増えている。夫婦で暮らしていても片方が亡くなり、単身となり、ほどなく、残った一人も亡くなってゆく。
近親者が身の回り品を処分しても古い家は残る。そのままでは借り手も付かない位傷んでいる家が多い。かと言って取り壊しをすれば解体費用は一棟「２００万円」が相場だ。家財類等が残っていれば「３００万円もの処分費用」となる。

更地にできれば固定資産税は「６倍」に増加する。
駐車場にして営業収入が発生すれば「町内会費」の請求をされる。
じゃあどうするか。相続した遺族は「放置」する道を選ぶ。
固定資産税の低いままの古い家のままで放置する。かくして「空き家」は地域で増大の一途だ。

地権者の多い相続物件はめんどうだ。そのままでは売れないから放置する。相続もしないで放置する。かくして固定資産税も支払われないまま放置され廃墟＝廃屋が危険住宅となるまで放置される事態だ。
倒壊寸前の家屋は猫屋敷、ネズミ、ゴキブリ、の巣窟となってゆく。警察も行政も「手出しできません！」と白旗を上げる。
民民の問題に介入できません。と常套手段の口上を並べるだけだ。
投げ捨てタバコで家事の発生する危険性は高まる。
「安心・安全な町づくり」を目指す
自治会・警察・行政の悩みは大きい。

市議会ではそのまま使えそうな空き家は所有者と賃貸契約をする不動産業者を仲介する組織、立法を検討中という。
大震災で罹災された被災者住宅は一棟「５００万円」も経費がかかるそうだ。
家賃も負担している。
それよりも空いている「空き家」を利用して家賃援助をしてやれば被災者等困っている人、若者の地域での定住が進む。

問題は○不動産事業を行うことになる廃屋の相続人との法律上の問題を不動産業者に仲介してもらう行政との橋渡しをどこまで真剣に議員団が行えるかにかかっている。

ここまで言ったら議員団は事態の大きさに驚いた様子だった。
地域との問題点のすり合わせ「早期に実効に移してほしい」

継続雇用の賃金相場

定年は９０％の企業で６０才である。
継続雇用は企業の責任ということで政府は定年制延長を年金開始年齢の引き上げを視野に入れ、６５才まで延長ささることを義務づけしようとしている。将来は６８才～７０才年金支給開始を視野に入れた政策だ。
問題は定年延長で企業体力が耐えられるかということと、新卒者採用枠に及ぼす影響が大きい。

現行の企業の大半が定年退職者の殆んどの希望者を継続雇用で受け入れている。
身分は「嘱託」であり、賃金水準は３割以上減少したが「６３％」
１割～３割未満減少したが「４５・９％」１割未満の減少が「７・７％」
変わらないが「１９％」だった。
７６・９％が減少する。
大企業の長期勤続者の大卒所定内賃金は退職後男「４１６万円」女「５６２万円」
　　　　　〃　　　　　高卒所定内賃金は退職後男「２２９万円」女「２３６万円」
中小企業長期勤続者の大卒所定内賃金は退職後男「３９８万円」女「３９２万円」
　　　　　〃　　　　　高卒所定内賃金は退職後男「２９２万円」女「２２９万円」
だった。

６０才～６４才までの年齢構成での数値である。
新卒男子の平均賃金は高卒「１５０万」大卒「２５０万」程度である。
新卒の教育経費が企業側にとっては膨大な負担がかるが、再雇用長期勤続者には必要がない。

この数値データから想定されることは「高卒新卒者」の採用が定年制延長で企業側にとってみれば高卒長期退職者を採用した方が経営上有利と考えるのではなかろうか。
雇用情勢に重大な影響を与えかねない定年制延長問題。
これからも注視してゆきたい。

忘年会

今年は忘年会が盛んなようだ。
２次会、３次会の数こそ少ないがけっこう活況を呈している。雪も降らず、天候にも恵まれている。
クリスマスパーテイの浸透が忘年会を兼ねその数を増やしている。
組織を必要としないクリスマスパーテイは気軽に人を呼べる。仲間内の忘年会は
懇親の度合いと普段の交流の延長だ。



昨日の忘年会は来賓を招いての忘年会だった。
手づくりの忘年会。会場は忘年会参加者の店。普段は「美容院」である。
午後６時以降は閉店である。
店の中央に長テーブルを持ち込みホッとプレートを２台。椅子はお店の椅子＋
カウンターチェアである。
野菜、肉、ウインナー、具材、ビール、焼酎、ワイン、買出し隊が仕入れた飲み物とスナック菓子がテーブルを彩った。
店の照明を落とし、iPadからのBGMを流したら気分は大分盛り上がった。

この店はこれまでけっこう会場を提供して来た。通称「～BAR」と呼ばれる程だ。
主人が気さくで宴会好きが利用を増やしている。自治会でいただく「ボランテイア袋」の使い道はほとんどがこのパーテイの宴の名残だ。
来賓が来ると「自己紹介」が加わる。
一人１分以内と言った司会の話は度々無視される。
一人で３０分以上。途中で座って来賓と話し込む。自己紹介の途中なのに度々頓挫して
全員の紹介が終了したのは２時間後だった。

飲むほどに食べる程に会話は弾む。
酒の効果は抜群だ。普段であれば決して了解は得られないだろう来賓の企画への参画が快諾された。実績は十分にある新潟の至宝と言われれ人材である。
当方の事務局メンバーの熱意に感銘を受けられた様子。
ありがたい。資金力はない組織だが、連帯の力は大きい組織との好印象があった様子。
資金力を得るための大切なイベント企画に参画いただけることになった。
「資金」「メンバー」「企画力」大きな力を得た忘年会でした。

悩まぬ買い物

買い物は悩まぬ方がいい。
悩み抜いて最良のものをという考えもあるが、最良のものが見つかった場合、次回から時間の節約ができる。

小生の靴選びは２０年かかっている。
４０代後半くらいからビジネスシューズ（ウオーキングシューズ）を固定できている。

値段で決めていた時代、見た目で決めていた時代、有名ブランドに憧れた時代、
いろいろあったが２０年前くらいから固定できている。

「アシックス　ペダラ」である。
日本のスポーツシューズメーカー「アシックス」がウオーキングシューズを出した。

特徴は
○足を優しく包む・フイット性
○軽やかに歩き続ける・軽量性
○身体への衝撃をやわらげる・クッション性
○足の動きをそのままに・屈曲性
○さまざまな路面もしっかり歩ける・グリップ性
○長く履いていられる・耐久性
○バランスよく歩きやすい・安定性
○靴の内部を快適に保つ・通気性


長時間かかってたどり着いたフイット感でした。
安い靴を１年で何足も履き潰す時代もありましたが２０年前から１年１足で事足りました。
退職してからは消耗も少なく１年半に１足のペースで履き替えています。
２万円を少し上回る価格帯ですが気にいっています。
良い物は少々高くても安心して使えます。

気にいった「ラーメン店」「スポーツジム」「床屋」エトセトラ。
２０年以上続いております。これからも続けたい「かーちゃん」との関係。
特徴は負担感がない。空気なような存在であります。

２０３高地

昨晩の「坂の上の雲」は「２０３高地」の攻防戦だった。
（満洲＝当時）大連市の北西２キロ。旅順港を見下ろす事のできる重用要塞だった。
乃木希典大将とステッセリ中将の交戦の凄まじさは歴史となった。

日本軍は最終的に投入された兵力は「延１３万人」に達し、死傷者数は「約６万人」だった。
対するロシアの兵力は陸海軍で「６万３千人」戦死「１万５千人、負傷３万人」で降伏時の戦闘可能人員数は１万６千人に減少していた。

戦車や航空機のない当時は要塞の攻略は正面への消耗戦しかなく、悲惨な人海消耗戦が繰り返された。旭川出身の第７師団は５日間で１万５千の兵力が１千人にまで減少した。
この戦闘で日本は勝利し、ロシアは降伏。ロシア旅順艦隊は壊滅した。
世界に名だたる帝政ロシアに果敢に戦った島国日本の力を世界に示した出来事だった。

保存か解体か？

東日本大震災の津波で壊滅的被害を受けた「気仙沼市」鹿折地区に残る最後の「大型漁船」「第１８共徳丸」＝３３０トン。（全長６０メートル）の扱いが揺れている。

市内に打ち上げられた１００トンを超える大型船は１７隻。共徳丸以外は海に戻されたり、解体された。

市は津波被害を象徴する船として残したいと所有会社に申し出、管理下に置いた。国に支援を要請し、市の復興計画に船の保存を含む「公園整備」を盛り込んだ。

市と自治会との意見交換では「後世に残そう」との意見の他に「いつまで置いておくのか」との強い反発も出た。「船を見ると、悔しさがこみ上げる」との声が根強い。
移動、解体にも多額な費用がかかる。
他の地区にある象徴的な船舶が取り残された例はほぼ撤去されている。
広島の「原爆ドーム」の例の様に後世に残す「教訓」として残せるものか。
議論が収まるどころか大きくなって来ているようだ。

小生としてはこの地区をかなりの広さで保存する「公園整備」の一環で残す方が良いのではとも思う。他の地区に住む人間の勝手な思い込みとも思うが結局の所、現地の住民の総意が反映されるべき。と思うところです。

雑感

ここ１週間忙しかった。
週３日をノルマとしていたスポーツジム通いができなかった。
行政の会議、地域ボランテイアの会議、来客対応等、が重なった。

天候も悪く、自転車が使えず、バス移動が多かった。
マイカーはカーチャンが使う事が多く、小生に優先権がない。

地区の小中学校の統廃合問題が切実な状況にある。
地区の活性化を図るボランテイア団体の組織脱皮が議論の真下にある。
地区の廃屋問題で新たな進展が見られた。
地区の別のボランテイア団体の活動に新たな動き。
親戚の健康状態に不安。
町内の問題がいくつか。役員会議も終えた。

師走に入り忙しない。この時期にいろいろと気になる問題点が発生した。
会議が紛糾し、忘年会の日程を決めることができなかった。
空気が険悪になると忘年会どころではない。議題を先送りしたが、恐らく忘年会はできそうにない。新年会をやることになる公算が高い。

震災で気分が乗らず「年賀状」の注文も延び延びとなっていたが、漸く発注した。
来週以降宛名書きを始められそう。
新たに出来た施設（コメリ書房）やら味自慢ラーメン店等散策したい。

タイヤの履き替え、庭の冬支度、イルミネーションの設置も終えた。

今日こそはなまった身体を動かしたい。
スポーツジムで汗を流し、ストレス発散。リフレッシュしたいものだ。

泣いて馬謖を切る

首相の任命責任は重い。
部下が命令に反して暴走行動。部隊の孤立、惨敗する。
軍規最優先。諸葛光明は泣いて馬謖の首を刎た。
有名な「泣いて馬謖を切る」の顛末である。

いかに、自分が任命した武将でも軍規に背いた行動を取って、軍全体を敗戦に引き込む結果を招いた場合は泣く泣くでも切らねばならない。
首相は防衛大臣の首を切らねばならない。

当人は不満であってもだ。親友の息子、有力閣僚、武勲があっても、軍規優先。
混乱を招いた責任は取らせる必要がある。
自薦、他薦、自身に自信を持ち、売り込む人はけっこう見かける。
登用してみると「突然予想外の行動を取る。

信頼して登用した人は面目を失う。
資質の問題は事が起きてからでないと分からぬ事が多い。
一度わかったらくりかえさぬ事だ。本人の為、部隊の為、国民の為。

年金繰り下げで損！

基礎年金の受給開始を通常の「６５才」より遅らせると増額される、
「繰り下げ受給」制度。
最大「７０才」になるまで利用出来る。
ただし受給開始の手続きをした翌月分から支払われる決まりがあり、７０才を過ぎて手続きを忘れていると、その分はもらい損ねる。
制度の不備だと改正を求める声が出ている。

Aさんは６５才になる前社会保険庁（現・日本年金機構に「繰り下げ受給」を希望した。老齢基礎年金は、１箇月繰り下げるごとに「０・７％」増額される。
大まかな増額率は

○１年で「８・４％」
○２年で「１６・８％」
○３年で「２５・２％」
○４年で「３３・６％」
○５年で「４２０％」
である。

５年以上繰り下げても増額率は変わらず「４２％」のままである。
７０才は繰り下げの限度で増額率も確定するのに、実際に手続きするまで、増額された年金を受給する権利が生じない。手続きが遅れた場合、７０才にさかのぼって受け取ることができず、その期間分がもらえない。
Aさんは結果して１０箇月分「１２４万円」をもらい損ねた。

男の平均寿命「７８才」まで生きた場合の６５才からの受給シュミレーションでは
「６１才」からの受給が一番総額は多くかった。

女の平均寿命「８５才」まで受給できるシュミレーションでは「７０才」から受け取るケースが一番総額が多くなった。

繰り上げ、繰り下げしない場合「６５才」からのシュミレーションで「７０才」時点での受給額総額は当然「６５才」が最多である。（７０才で死亡した場合）
この場合は繰り上げ受給申請がベターであったとなる。

結論として思うことは健康に自信があって平均寿命以上生きられる自信のある人は
「繰り下げ受給」を希望し、申請すると良いが、７０才を迎える前に忘れることなく受給手続きをすること。これが肝要である。

年金制度は複雑でわかりずらい。「消えた年金等」制度の不備はまだまだ見つかっている。
これからも制度の手直しは多々出てくるだろうし、注意深く情報には触れておく必要があると思うところです。

我が家のセコム君

ホームセキュリテイのセコムが有名です。我が家にも新築時営業が度々訪問してくれました。
我が家には「番犬がおります」火災放置器は完備しています。と言ってお引き取りいただきました。
我が家には愛犬「佳夜」黒柴犬＝４才がおります。家庭内で飼っております。


番犬として太古の時代より日本人と共に暮らしてきた日本犬＝番犬です。
犬の能力は素晴らしいものがあります。

「視覚について」

○動態視力は人間の４倍
○夜間視力は人間の３倍。人間の識別出来る明かりの３分の一でも識別できる。

「聴覚について」

○人間の聞き取れる高音の４倍の高音を聞き取れる。
○小さい音や高い音を聞き逃さない。
○耳を自在に操って音源を探ることができる。

「嗅覚について」

○人間の１００万倍の感知力があります。
○生まれた瞬間から老齢まで高い能力を維持します。

「味覚について」

○猫同様熱いものは苦手です。
○嗅覚による食事の好みがあり、味覚は人間の５分の一程度です。
○食事は噛むことを余りせず、丸呑みが殆んどです。

「触覚について」

○飼い主に撫でられることが好きです。
○特に喜ぶ所は、耳の付け根、背中、胸、頬、。
○撫でられて嫌な所は、鼻先、前足の足先、シッポ、内モモ、。

「犬の特性」

○人間の知能でいうと２～３才児と同等と言われる。
○訓練すると約２００語の単語を理解できる。
○心の動きを司る大脳周辺系は人間と同等。
○肉親愛、同情、情同行動は他の動物より優れている。
○顎の筋力は強く体重２０キロの犬で１６４キロある。人間は３０キロ程度。
○直線を時速８０キロで走った犬もいる。
○幅跳びの記録は「９・１４メートル」である。
○高飛びの記録は「３・５８M]をよじ登った。
○家畜泥棒を臭いだけを頼りに１５０キロ追跡して捕らえたドーベルマンがいた。

これほど素晴らしい「ホームセキュリテイ」は他にあるだろうか。
セコムさんがこれほどの防犯機能を用意したとしたら恐らく「億単位」
我が家は「月額５００円程度」のドッグフードと愛情でセキュリテイを維持できております。

犬の寿命は１５～６年。金銭比較すれば１０億円くらい安くあがっておりましたあ！

プースケ君天国へ

生存する世界最長寿犬としてギネス世界記録に認定されている雄の雑種犬「プースケ」が５日自宅で息を引き取った。「２６才８箇月」だった。
老衰とみられる。人間に換算すると「１２５才」を超える長寿だった。

１９８５年３月、栃木県のさくら市の主婦「篠原由美子」さんの親戚宅で生まれ、４月１日に飼い犬登録された。２００８年に車の下敷きとなる重傷を負ったが手術で命を取り留め、昨年１２月、それまでび２１才３箇月の記録を破り、ギネスから最長長寿犬として認定されていた。

テレビ東京の「だいすけ君が行く！！ポチたま新ぺットの旅」で旅犬として人気だった
ラブラドルレトリバーのだいすけ君が１１月２９日、「胃捻転」の為ロケ先の小田原市で死亡した。６才だった。
だいすけ君は初代旅犬「まさお君」の息子で０６年１０月からの二代目として全国を旅していた。

○忠犬「ハチ」の勇姿もアップします。
１９２３年１１月１０日生まれ、１９３５年３月８日満１１才没。
秋田犬。飼い主は東大教授「上野英三郎」
主人が亡くなった後も駅前で帰りを待ち続けた「忠犬ハチ」の姿を剥製で留めた。
渋谷駅東口に「忠犬ハチ公」の銅像が在り、待ち合わせの場所として全国的に有名である。「忠犬ハチ公前」。

愛犬の話題は枚挙にいとまなしで新潟駅にも白山公園にも銅像が建っている。
「愛猫」の銅像はあまり見かけない。
猫の最長寿記録も聞かない。
猫は忠猫話はないのかもしれない。人間に最も信頼されたペットはやはり「犬」に軍配が上がるのだあ！と納得してしまった報道でした。

市民ランナーのド根性

ロンドン五輪日本代表選考大会「福岡国際マラソン大会」１２月４日開催。
は「川内優輝”２４才）」＝埼玉県庁＝が２時間９分５７秒で日本人トップの３位に入り、ロンドン五輪代表入の有力候補となった。

１位はケニア人。ジョセファト・ダビり（２６）＝小森コーポレーションが初マラソンで２時間７分３６秒で優勝した。
２時間７分台での日本人トップなら問題なく日本代表に選ばれるだろうが、９分代ではわからない。ダビりに至っては層の厚いケニヤ人としてはこの記録ではケニア代表に選ばれる可能性が低い。

ここで思うことは「日本人選手のレベル低下」だ。
かっての選手は世界でメダルを狙える選手ばかりだった。「山の神」今井は箱根で鳴らしたが市民ランナーの川内にこの大会で置いていかれた。
川内は自己ベストにも及ばない（２時間８分３７秒）体調の悪さでレース前は風邪を引いていた。川内はこの記録で代表では。と来年２月２６日の「東京マラソン」にも出場する方針とか。
発奮してほしいのは他の実業団選手である。
公務員ランナーの川内は実業団選手の半分以下の練習量と言われる。
通勤時のジョギングと週末の大会参加だけでここまで強くなった選手がいるのに、
殆んど練習に明け暮れている実業団選手はどうしたのか。実業団の監督はどうしたのか。

尾方剛はこの大会の惨敗を機に引退を表明している。
高岡寿成、谷口浩美、森下広一、中山竹通、瀬古利彦、君原健二、重松森雄、の名前が懐かしい。
これらの選手が活躍していた頃は外国人選手の優勝など考えられない力強さがあったものだ。

女子選手もそうだ。高橋尚子が引退したら、現在残っている選手と言えば、野口みずき
ぐらいなものだ。渋井陽子、有森裕子、谷川真理、千葉真子、山下佐和子も過去の人だ。山口衛里、市橋有里、鈴木博美、浅利純子、阿部友恵、浅井えり子、増田明美、の名前も懐かしい。

小生にとって懐かしくも大切に思う選手がいます。
君原健二です。２０００年１１月にお会いして色紙を頂きました。
書かれていた言葉は以下の通り。
「人間に与えられた最大の力は努力です」君原健二

電気自動車のデザイン

電気自動車（EV）の日産リーフが２０１１－２０１２年の「日本カーオブザイヤー」を受賞した。

軽自動車より小さく、原付バイクより安全。
短距離移動に特化した２～３人乗りの超小型電気自動車（EV）が東京モーターショー
（３日一般公開中）に登場している。

GMシボレーENーVは一風変わったデザインだ。二人乗り、顔の様なデザイン。
バックに回って見ると車の感じがしない。横風が強いと転倒しないかと心配になるデザインだ。室内走行用、近距離用と用途を特化している。継続走行距離は４０キロ以上としている。リチウムイオン電池搭載。



EVはガソリンエンジン車の様にデザインが限定されないメリットがある。
フロントビユーの形状はこれからも奇抜なデザインが登場するだろう。
車もここに来て一段とデザインが進化してきた。
馬車→ベントレー等のクラシックカー→シボレーEN-V
形状はずいぶん変わって来た。
次の時代はタイヤがない時代かもしれません。

我が家の小春日和

先日は初冬のやわらかな日差しが心地よい一日となりました。
我が家の坪庭、花壇の花、鉢花など携帯のカメラでパチリと納めました。
愛犬「佳夜」も玄関先で心地良い日差しを楽しんでおりました。＾＾

知的財産権の保護

「白い恋人」を真似て「面白い恋人」と名を打って販売を伸ばした企業が訴えられている。
当然のことである。商標権、実用新案権、著作権、営業権、等一般的には「知的財産権」の侵害である。

今の日本は類似商品の規模はかわいいほどだ。
かって１９８６年には円安期に輸出を伸ばし、当時の世界シエアは実に１０・５％もあった。モノマネ商品と揶揄される時期もあった。
当時の米国の世界シエアは１１％であった。

１９８４年の米国の貿易赤字は１０００億ドルを超え、米国の国際競争力は著しく低下していた。
レーガン大統領は「産業競争力についての大統領委員会」を組織し、有名な「ヤングレポート」を提出させた。
報告の骨子は「米国の技術力は依然として世界の最高水準にある」とし、それが製品貿易に反映されないのは「各国の知的財産権の保護が不十分なためである」とした。その後の通商政策アクションプランで米国通商代表の政策に色濃く反映されることになった。

コピー商品で開発費を安く上げ、世界に売り込む手法は現在「中国」が最大手だ。
中国政府は２５億ドルを投じて、ロシアの戦闘機「Su２７型」の組立許可を取得。
契約書に記載されていた部品輸出の禁止条項を破棄し、同機の模造品「J-１１B」を大量模造製造販売した。中国政府の言い分は「ただのコピーではない。見た目は似ているが、中身は全く違う」と模造品説を否定している。

日本の新幹線模造品問題でも同様な見解だ。
中国では模造品産業が国家の重要な産業となっている。全部締め出したら、失業者が大量に溢れ政情不安の恐れすらある。１００元紙幣の大量偽造すら見逃されている。
少額な偽造紙幣の使用は罰則すらない。
ｉPadは「ｅｐａｄ」と称して「１万円」と格安で堂々と店頭販売されているし、「ｄａｉａｄａｓ」「ｈｉｋｅ」「Ｓ＆M」の模造品を堂々販売している。

ここに来て、ロールスロイスの模造品が上海モーターショーに堂々登場してさすがの紳士国イギリスも国民的反発を表明している。

中国が米国とのFTA,TPPに参加できない事情はここにある。
日本は「知的財産権」の保護がようやく国際レベルに到達しつつある。
韓国の方が大変だったと思う。強行突破の報道は国内問題の深刻度を示している。
中国の軍需産業は外国製品のコピーで巨大化した。サンプル輸入品を徹底分解、コピーしてゆく。開発リスクの知識がないから少々の危険な改造も犯してしまう。
事故が頻発している。ステルス機の事故はこのせいだとも言われている。

安いコピー品のリスク。十分理解しておこう。安全の為、自身の為、国家の為。