永い梅雨が明けた。 例年より1週間程度遅かった。
酷暑の夏が始る。一月(ひとつき)我慢の日々が続く。
日本人はこの気候に比較的慣れている。
アラスカ、等北極圏で暮らす人はとてもこの時期、日本では暮らせない。
逆にアフリカの赤道地域で暮らす住民は連日の40度近い気温に慣れている。極寒の地で過ごすことは大変だろう。
言いたいことは「慣れ」ということが結構人間にはあるということだ。
慣れは「余裕」を産む。対応できるということだ。楽しむことすらできる。
海へ、山へ。 とこの季節の楽しみ方を知っているのだ。
知らない人は危険を伴う。
韓国の登山ツアー客の遭難報道があった。4人が死亡した。低体温症の様である。
慣れていない日本の3千メートル級の高山の厳しさに体力が負けたようである。日本人はわかっていても、韓国には3千メートル級の山が無い。無知から来た事故とは言えないだろうか。
言葉の問題もある。危険を示す案内を見落とす。ガイドを付けなかった。気象情報をラジオで確認できなかった。(言葉がわからない)
準備が不足すると大きな危険。慣れていないことは大きな注意が必要ということだろう。
日本の夏は暑くて蒸す。クールビズはそこから産まれた。下駄を履いていた頃は水虫などなかった。江戸時代の庶民の暮らし。又、現代に置き換えてヒントを探してみたいものだ。
夏の楽しい暮らし方がみつけられるかも。