石光寺の寒ボタン、今年も見に
行ってきました。
(撮影日は12月10日です)
ぼたん寺とも呼ばれる石光寺境
内には、春ボタン2000株、300種、
シャクヤク1000株、100種が育て
られています。
春には一斉に開花、境内は花の
浄土と化します。
寒ぼたんは150株ほどで、こちら
は一斉にとはいかず、ポツリ、ポツ
リと時をかけ、花を咲かせます。
見頃の見極めが、分かりづらい。
(1月下旬頃まで)
弥勒堂の屋根の上にも
ぼたんの花が、、、
寒ぼたんの特徴は、葉が小さいか、
ほとんどないかです。
花首も細くて短いので、折れない
ように、添え木が施されています。
寒さの中、少しでもエネルギーの
無駄を省き、綺麗な花を咲かせる
ための、寒ぼたんの寒さ対策かも
しれませんね。
境内にはセンリョウや、、、
マンリョウ
スイセン
サザンカなども、、、
石光寺には、多くの文人が訪れて
います。
特に与謝野鉄幹・晶子夫妻は、こ
のお寺をこよなく愛したそうで、
晶子が石光寺のご住職に書き送
った手紙が、現存するそうです。
手前は晶子の歌碑で、、、
初春や当麻の寺に文かけば
奈良の都に住むここちする
左後ろは鉄幹の詩碑
(詩碑の裏面には、楽譜が刻ま
れています)。
折口信夫門下、堀内民一の歌碑
石光寺には休憩所が設けてあり、
寒い日には、冷えた体を暖めて、
再度撮影、と言うことも、、、
甘党の私、石光寺の近くを通ると、
必ずお立寄りするのが、このお店。
よもぎもちを、こしあんで包んだ
(中将餅)甘さ控えめ、ほんのりと
よもぎの香りが口に広がり、たま
らん一品です。
よもぎは地元、葛城の地に自生す
るものを使用。
私が注文する「煎茶と中将餅」
セット。お手頃な、300円です。
よもぎもちは一口大に、形はぼた
んの花びらのように、とか、、、