年に2回しか見られないと言う「かやぶきの里」の
一斉放水の模様を見てきました。
美山町にはかやぶきの民家が数多く残されていま
す。中でも知井地区北の集落は、50戸のうち38棟
がかやぶき屋根。
火に弱いかやぶき屋根を火災から守るため、北
の集落には62基の放水銃が設けられています。
この放水銃の点検と訓練を兼ね、春・秋の2回、
地元消防団の手で、一斉放水が行われています。
(今年の秋は12月1日に行われました)
美山ではおなじみになりました郵便ポスト。
お飾りではなく、ポスト番号ー美山44号。
まだ現役です。平日2回、日・祝日1回、
収集が行われています。
放水銃の格納庫。北集落には62基
設置されています。
集落を歩いていると、あちらこち
らで目にします。
中はこんな状態になっています。
これは乾燥中のカヤ。
葺き替えに備え、少しづつ何年も
かけ、たくわえていくそうです。
放水開始時間(PM1・30)が近くなり、撮影場所
に戻ると、カメラの放列が出来ていました。
合図のサイレンが鳴り響き、一斉放水の開始!
待ち時間は長かったですが、放水時間は
「5分」でした。
(2016・12・1)