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Remains of The Accidents

アクシデンツなページ

ひと月ぶり

2022年06月05日 | 二輪の話

GWに遠出してからレンタルバイクの予約はしたものの天候や学校行事の都合で
キャンセルが続き、ずっと単車に乗れずじまいだった

今回も直前まで天気予報を眺めては好天を祈っていた

そうはいうものの、神奈川から山梨・静岡はずいぶん走ってしまったので、もうそんなに
行きたい場所もなくなっているのも事実

されど、千葉方面は嫌いなのであまり行きたくはない

東京湾アクアラインというショートカットもあり、料金も調整されているが
あの慢性渋滞がいやだ

自分にとって、房総は明石からみた和歌山のような距離感でやはり敬遠してしまう

 

 

今回もどうしようかと考えていたが、朝目覚めたあと、JARTIC道路情報を見ると
「上り」ながら東名は通行止め、どうやらトラックが横転して積載物をばらまいて
収拾がつかないみたい

仕方がない、この時間ならばアクアラインも空いているだろうと半ばいやいや房総方面
に向かった

5:50にバイク屋さんを出て下道を走って浮島ICへ、まだ6:30だというのに
トンネル内2km渋滞中とある

あーもうこれだからアクアラインは嫌いだ

ヘルメットの中で十分に文句をいいながらなんとか木更津市内に到着して7:00すぎ

どこかで朝食を摂ろうと富津方向に走りながら考えていたが、気の利いた店もない

結局、コンビニの軒先で缶コーヒーを飲みながら総菜パンをかじって、すぐに出発

単車は乗っているとき、流しているときが楽しいのだ

いろんなことを忘れて走れるからリフレッシュになるのだ

 

まずは東京湾に突き出た「富津岬」まで走って小休憩して、その後に外房に向かう

好天で気持ちがよい朝だが、単車で走るにはまだ少し風が冷たい

海上も少ししけていて、すぐそこの横須賀までの間も白波が立っている

富津の展望台からは、その昔「有事の要衝」だった第一海堡、第二海堡が並んでいる
のが見えた

さて、富津岬の公園を出て一般道で館山に向かう

R127を走り、信号で停まったところがちょうど勝山漁港の入口

好天の午前中、特に時間の制約もないので突堤でのんびりと海を見ることにした

のどかなものだ

小学生のころ、休日に家にいても仕方ないのでよく独りで近隣の海岸にでかけた

立入禁止・遊泳禁止とうるさいことばかり掲示されていたが、気にしたこともなく

テトラホッドの上に寝そべり、狭い海峡を通りすぎる船や雲をみていてた

  はるのうみ ひねもす のたりのたりかな (蕪村)

まさに芽渟(ちぬ)の海を前にぼんやりしてそんな気分だった

ゆっくり寄せては返す波の音、腹を空かせた鳶の声

波止場のうちにアジの群れを見つけたりして、少しゆっくりしてから単車を走らせた

勝山からは安房鴨川まで海岸沿いをグルッと走っていくつもりだったのだが
ナビなどないので、頭の中の地図で「R410を走っていればよいか」としていたら
外海への突端である洲崎を周らずに白浜というところに抜けてしまった

白浜で外房に出てから気づいたが、そのまま鴨川の方にむかって海岸沿いを進んだ

鴨川で昼食

中華をたべながら帰路を考えていたが、最短経路だとこのまま鴨川から
半島を横断して館山、木更津方面となる

別に急ぐ必要はない、単車を返す時間だけ守ればよい

 

ところで千葉県というところは、習志野にいようと房総に来ようとやたら畑と
駐車場ばかりが広くて肝心の道路が狭い

一部に幅広く整備された道路はあるが、ほとんどの一般道は片側1車線の田舎道だ

そんなところで軽トラックの後ろについていても、まったく快感はない

なので、海岸沿いを戻って洲崎を周って帰ることにした
ただ、あまり遅くなると帰路の渋滞も気になる

タイミングが合えば東京湾フェリーもよいのだが、うまくタイミングが合うかどうか

結局、東京湾フェリーには乗らず、時間の関係からもアクアライン経由で帰った

アクアラインは、連絡道路からほぼトンネル出口まで渋滞

我慢しつつ少し車間を走ったりしてなんとか帰宅した

なんやかんやで329kmの日帰りツーリング終了

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久々のロンツー

2022年05月05日 | 二輪の話

連休は久々にロングツーリングを楽しんだ。

2日を休暇にして静岡で泊まり、3日に浜松西ICで集合。

静岡に前泊したのは、GW渋滞を避けるため。

清水で単車を借りるため、遅刻してはいけないと思い安全策をとった。

また、休暇をとらなければならないのも事実で、4月はとれずじまいに
終わっていてなんとか休んでおきたかったためだ。

一昨年から持ち越している「勤続**年リフレッシュ休暇」もあり、今年は働いている暇はない。

このまま退職したらどうなるのだろうかとふと思うが、誰もケアしてくれないし、人事部に相談
しても恐らく部店内で解決しろと言われるだけだと思う。

まったく会社というものは外面重点主義がやめられない組織だ。

 

 

2日は移動のみ、わずか清水から静岡への移動中に清水日本平パークウェイを経由しただけ。

3日は早朝6:00にホテルを出て、日本平PWを逆走、そのまま朝日を浴びながら海岸R150を走った。

大井川を渡って目的地の石部海上橋/大崩海岸に向かった。

ここは元の県道が崩れに崩れるので海上に橋を造って迂回する珍しい道路。

同じように海上を迂回するところでは、北陸の親不知海岸高架橋が有名。

また、四国でも漁村を避けて海上を迂回するバイパスを走った覚えがあるが、少し趣が違う。

そこからは焼津港を経由してR150で御前崎に。

単調な海岸沿いのまっすぐな道路だけれど天気がよいので、途中で防波堤に上って海を見たり
写真を撮ったりしながら灯台までたどりついた。

奥さんの実家が愛知県の東部なので結婚して東京に再度転勤なってからはよく東海道を往復
しているのだが、静岡県で寄り道したのは焼津や清水で魚を仕入れるばかり。

こんな先まで来たことがなく、一度来てみたかった。

今回の相棒は YAMAHA MT-09

いつも川崎で借りている単車なのでもう慣れてしまい、自分の単車のように扱える。

実は、前泊を決める前は HONDA NC750 を予約していたのだが、2日に先約が入っていた
ので急遽こちらに変えた。

この単車はまさに「気は優しくて力持ち」タイプで本当に乗りやすい。

スロットルを開けるとケツを蹴られたように前輪をわずかに浮かせながら異次元の加速を見せる。

200kgを切る車体に116PSのスリムな3気筒エンジンだから、飛んでいきそうになるのも仕方がない。

 

浜松での合流には、神戸組が少し遅れた程度で、すぐに昼食。

昼食後、浜名湖の西岸を縫って、三ケ日から本坂トンネル。

本坂ではわざわざ薄暗い旧道を周って、隧道出口で記念撮影。

そのまま今夜の宿/新城観光ホテルへ。

ホテルの場所が分かりにくく往生したが、無事にチェックインして風呂と食事。

なんやかやと話しながら食事を摂るのは楽しいものだ。

明けて4日は、新城から佐久間経由で秋葉。秋葉で二組に分かれ、我々帰宅組は
浜松まで走って解散。

豊川を遡って、天竜川で下ってくるルートになるが、よい天気なのでどこを走っていても
気持ち良い。ところどころで休憩しながら秋葉のお蕎麦屋さんで昼食を摂って別れた。

その後、やなやんを連れて天竜川を下り、土手の県道をR1まで快走。

今回、久々にゆっくり話したらとんでもなくびっくりさせられたやなやんだったけれど
無事に元気に次回会うことを誓って、ここでお別れ。

まだまだお互いに、休まることも少なくて大変だろうけれど、まず元気でいよう。

70歳になってもツーリングに行くぞ・・・・TRXで。なっ。

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伊豆まで散歩してきた

2022年04月29日 | 二輪の話

なかなか乗れなかったNinja650だったが、ようやく駆り出せた。

もう先々週になるが天気がよかったので熱海から伊豆半島を周ってきた。

もともと海沿いの街で育ったので、心か少ししんどいときは潮風が恋しくなる。

最近は仕事の上で終活を始めているのだが、周囲はまだまだやれという。

もう40年近く働いているが、小心者なのである時期から責任をもって働くことに
耐えられなくなって、自分の心と戦ってきた。

見た目にはなんとも偉そうにしているように見えるらしいが
その実、仕事も家族もどんどん抱え込んではしんどくなり続けた。

そろそろ子どもたちが自立するまでの目途もついてきたので、ここからは
独りのんびりと過ごしていきたいものだ。

もともと他人、いや自分以外の人と接するのが苦手だ。

独りもくもくと遊んでいる方が向いている。

ただ、人生というものは勝手に逆回転していってしまう。

大学4年になって就職を考えたとき、地元に残ることしか頭になかった。

その割に地元のメーカーの内定を蹴って、大手商社系の会社に入った。

案の定、3年で東京に転勤になり、帰りたい帰りたいと念じて過ごした。

その後、30歳を超えてよもやもう結婚することもあるまいと考えていると
ひょんなことから結婚することとなった。

結婚すれども子供はいらないとしていたものの、すぐに長女が生まれ
かわいさあまって長男も設けた。

そしてここまでなんとか暮らしてきた。

その間、2つの会社から誘われたのだが、いずれも乗り切れずに今の会社に残った。

1社は20代に誘われて断った。同社はその後上場を果たし現在も好業績を続けている。
今もこの会社の株式を大事に持っているが、大化けしてひと財産になっている。

ただ、誘ってくれた当時の社長さんの持ち株はすでに時価400億円を超えていて
あのとき・・・ればと想像してしまう。

もう一社、誘ってくれた方は自らの会社終活のために後継者として自分を誘ってくれた。

上席の役員にも引き合わせていただき、遺跡にかかる条件も整えていただいたのだが
家族の思わぬ反対に遭い、お断りすることとなった。

こちらは合従連衡の末、大手の燃料商社になっている。

いずれもよい話を断ってしまったのだが、一つだけ言えることがある。

あのとき、あの選択をしていなかったら、ここにはいないということだ。

ここがよい場所かどうかはわからないが、この家族といっしょにいられる
ことは無上の喜びだから、これでいい。

仕事も家族も重い重いといいながら、この場所にいることを幸せというの
だから、いい加減なものだ。

 

Ninja650は伊豆半島を心地よく案内してくれた。

以前借りたSV650に比べるとカワサキらしくてよい。
SV650は素直過ぎてお嬢様のようだった。

さてさて青い空と青い海は心を洗ってくれる。

この道、帰路の渋滞を避けるためには修善寺を経由して伊豆スカイライン
十国峠から小田原に降りていくこととなる。

帰りは小田原から西湘バイパスを東進する。

途中、大磯の港で休憩して日帰りツーリングは完結。

いろんなことを考えながら、いろんな海を見ながら
今日も一日が終わる。

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走り初め

2022年03月13日 | 二輪の話

週末、天気がよくて暖かいと迷っていたら、Oさんから走らないかとお誘い。

レンタルバイクを探したらカワサキW800が空いていたので即予約。

金曜日をフレックスにして、いつものとおり車体を借り受けてそのまま店に
保管してもらい帰宅した。

土曜日、元々は8:30に駅前集合だったが、一度戻ってくるのもなんだか・・と
考えて現地集合としてもらった。

早朝、いつもどおりにショップに行ってバッグやらなにやらセットアップして
走り出したものの、どうもおかしい。

2速にはいらずニユートラルで止まってしまう。

走り出したはよいけれど、中央道に入ってしまってからではどうしようもない。

なんとか1速のみでショップまで立ち返ってみたものの、開店は10:00で
電話もつながらない。

一度コンビニに出かけて朝食を摂って、OさんにLINEで連絡。

見捨てて行ってもらうこととした。

10:00までは出勤してきた店員たち(ピット要員)に相手にされず、少しイラ
イラしながら開店とともに不調を訴えた。

店員がピットに持っていってる間、しばらく待っていた。

帰還した店員が言うには「変速ステーのセッティングが悪くてケースに干渉して
いたとのことで、少し角度を変えたら問題なくなったという。

駐車場を2周ほど回ってみたが特に問題なく、これでいいかと。

試しに「ほかのじゃダメですか」と聞いたところ、確認してみると。

結局、大型はSUZUKIのVストローム1050XTとGSX1000なら空いている
とのことでいずれかであれば料金変わらずで乗って行ってよいという。

少し迷ったが、一度Vストに乗ってみたかったのでそちらにしてもらった。

車格が大きく自分がまたいでも踵は浮いてしまうが、走り出したらそう感じないだろうと
そのまま借りて出た。

この時点で既に11:00前であり、OさんたちをCatchUPするには遅すぎた。

沼津で昼食をとるとされていたので一路目指したものの、函南についたころには
既に城ケ崎に向かっておられたので、ここで最終的にあきらめた

ただ、天気がよくすごく暖かかったのでそのままソロで走っていくこととした。

函南から伊豆スカイラインにあがり、十国峠のケーブルカーで休憩。

コーヒーを飲んで、どうやって帰ろうか思案、Oさんにはターンハイクから西湘BPで
帰宅としたが、西湘BPは工事で一部通行止め。

小田原から国道で大磯あたりまで出て、そこからBPに回ることも考えたが混んでいて
は面白くない・・・ので、元箱根から仙石原、金時神社のよこから箱根金太郎ラインを
下って松田ICに出ようと考えた。

このあたり、道は狭いがあまり自動車は通らない道なのでそこそこ快適に行けるはず。

できたばかりの印象だけれど途中既にがけ崩れで工事しているところもあり、この
ところの異常気象の影響を感じた。

松田ICからは厚木⇒圏央道⇒八王子⇒府中SICでショップに帰還。

17:30に返却して終了。結局約300kmの日帰り。

次回は25日を予定しているが、これは天気次第。

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今年はおわり

2021年11月03日 | 二輪の話

今週末にも単車に乗るように準備していたが
やめておくこととした。

今年はいろいろと遊びに出かけて楽しかったのだが
かじかむ手をエンジンの熱で温めながら乗るのは
趣味ではない。

故ある人たちとの再会もあり、日常からの解放も
あって楽しい時間が過ごせた。

cOVID19の影響で九州に行けなかった、行かなかったことは
少し残念だが、やり残したことの精算が次のモチベになる。

人間いたるところに青山あり

来シーズンはなんとか南九州を周ってみたいと思う。

 

思えば、人生の節目、節目で九州にいた。

大学進学前にした春、長崎から阿蘇別府を旅した。

就職前の卒業ツーリングでは、大分から阿蘇を抜けて
島原、霧島、鹿児島、指宿、桜島、大隅半島、から北上して
宮崎、日向と南九州をほぼ一周。

長女が生まれて、宮崎に赴任したのも節目と言えば節目。

さて、そろそろ現役生活を終えるものとして、今度は
ひとり、また九州を旅してみようかと思う。

一方で、まだ見ぬ道。東北も走ってみたい。

リフレッシュ休暇も延期になったままなので
帰るところがあるうちに少し長い旅に出てみよう。

今年もあと二か月、お疲れさまでした。

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