家を買った

昨年から不動産業者に頼んで近所のマンションを何度も見せてもらっていた
奥さんが、ここで暮らしていきたいというのでこの校区に絞って探していたのだが
この間、中古のマンションを2軒見せられ、奥さんがそのうち一軒に惹かれ
どんどん購入話となっていった

実のところ、この1ヶ月ほど前に古家付きの土地を検討したのだが
土地代+撤去費用+建物となると、とんでもない金額になっていたので
諦めたところだった

冷静に考えると、南向きのよく陽の当たる家が立ちそうなところだったが
坂の頂上で、バス停からも遠く、存外不便なところだったのかと思われる
実際には、今回購入した部屋も駐車場がなく、駐輪場まで抽選だという
西船橋以来の不便さだが、駅までは3分と便利だ


明石の海岸沿いの旧街道に育って、ずっと山の手の住宅街に憧れていた
最も気に入っていたのは、海岸段丘の傾斜地にある南側の開けた友人の家
芝生の庭からは明石海峡が一望だった

今でも明石に帰れるなら
何か人生の歯車が動くなら
あの陽の当たる坂道に住みたいと思う

けれども現実は、遠く離れたこの土地に居座ることとなってしまった
高価なマンションは身分不相応な感じだが、これでもし父に何かあっても
家族はなんとか安心して暮らしていけることだろう

購入したマンションからは富士山が見える
入居は9月初旬になりそうだが、今から朝焼けの富士山を楽しみにしている

父の日

 

昨日はなんとなく普通に過ごしていた
朝から町内子ども会のボランティアに出かけて
公園の清掃と花壇の花植えに精を出した

午後は、子供たちと温水プールに出かけて２時間ほど
遊んで帰宅した

そして、王子さまのリクエストから夕食の前に
公園で野球ごっことテニスごっこで少し汗を流した

ひとり風呂からあがってビールを飲みながら夕飯を待っていたところ
めずらしく子供部屋にこもっていた二人が下に下りて来たら
突然、プレゼントを差し出しながら「父の日」となった


先に王子が手紙を読んでくれた
一所懸命に書いたのだろう
読みながら泣き出してしまった



得意の「にこにこマーク」が書き添えられている
入学してから、ずいぶん字がうまくなってきた

あんまり怒らないようにせねば・・・・

姫さまは、これをｉＰｏｄで動画撮影してくれた

そして姫さまの番



姫さまも泣きながら読んでくれた
今年になって海岸したようで本当に「字」がしっかりしてきた
この手紙は以前とそう変わらないけれど、前日の授業参観で
覗いたノートの字はすごくきれいだった

日に日に成長しているのだな



二人からのプレゼントは折り紙で作られていた

ありがとう、父もあなたたちが大好きだ
家族が、いつも、いっしょにいられるために、まだまだ働いていくよ


ところで、「働く」という字を分解するとにんべんに動という字で
人が動くということになる
さらに分解すると
「動」という字は重い力で

そう、働くということは人に重い力がかかることなのだ
そして、時々その重い力に負けそうになるので
あなたたちのような心の支えが必要になるのだ

これからもいつもいっしょに元気でいような


ところで、姫さま
父の年齢がちょっと違うぞ


・・・追伸・・・
とうとう自宅購入することとなりました

今週は予定たくさん

さてさて、うろうろしているウチに５月も終わって
６月も半ばになってしまった

今日は王子の遠足だ

多摩動物公園に出かけている

梅雨前線がはっきり停滞している中でも「晴れ」を
呼び込むところが彼の強運かな

父はうす雲の中に富士山を見ながら西進中、名古屋に
向かっている
富士山はまだ白く雪を載せている
昨シーズンは大雪だったので、なかなか雪も溶けない
ことだろう

明後日は授業参観となっていて、小学校にでかけ
なければならない

今年からは姫さまと王子、両方の教室を行き来することになる
姫さまの担当は男性教諭、父と同年代だというし
王子の方は、入学式以来なにかと頼りない女性教師ということで
違った意味で、ともに興味深い

週末はあいにくの天気予報だけれど、参観日に好天はいらないので
よしとしよう