昨年秋の高尾山以来の軽登山
本来は、ヤビツ峠から大山頂上を目指そうと考えて準備していたが
朝から支度にとまどり、出発時間が少し遅くなった
川崎ICで東名高速に乗ったら、横浜町田ICの先から事故渋滞で
通過所要時間が2時間と掲示されていた
すぐに方針変更、横浜青葉ICからR246に降りて、行き先を宮ヶ瀬湖に変更
到着が遅くなって登山できなくても、子どもたちを遊ばせられれば
このいい天気を無駄にしなくて済むので十分だと割り切った
確か宮ヶ瀬湖の周辺にも軽登山に向いた山があったはずなので、そこに
登れれば今シーズン最初の登山としてもそこそこの練習になるだろう
R246から座間市の方を抜けて愛川町に向かう
自慢のスマホをテザリングにしてNEXUSで登山サイトを探してみたら
宮ヶ瀬湖の湖畔から高取山、仏果山と並んだ700mくらいの山に
登れったというサイトを発見
一路、「仏果山登山口」バス停に向かった
到着時間が遅かったので、バス停付近の「大棚沢広場」の駐車場はいっぱいになっていた
少し先まで駐車スペースを探しに行ってみたが、わずかなスペースも
先に停められていた
結局、大棚沢広場に戻って誰かが出て行くのを待った
ほどなく、1台の軽バンが出て行ってくれたので、無事装備を開始
登山口はわかりやすく、すぐに「登山カード」の投入BOXがあったのだが
書くものも持っていなかったのでカード提出はなし
また、カード未提出のマナー違反の罪か、「山ビル」の忌避剤も設置されていたのだが
残念ながら「空容器」となっていた
一応、皮膚の露出はないようにしてきたが、忌避剤があればよかったなと
スミマセン、これから気をつけますので忌避剤を補充しておいてください(願)
登山口からひたすら杉林を登ること約1時間、最初の目的地である「宮ヶ瀬越」と
いう分岐点に到着して休憩
ただ、ここまで久しぶりの登山で王子にはきつかったらしく
なんども休憩して母親に付き添ってもらうような感じ
姫さまも今日はなんだか元気がない
入り口からずっと上りONLYでちょっとバテたかな
宮ヶ瀬越では「高取山」と「仏果山」の双方にピストンが可能なのだが
ここまで来ていると、どちらの山にも15-20分程度
まずは、高い方の「仏果山」を目指した
尾根伝いに少し下ったところで頂上の展望台が見える
「あそこが頂上だよ」の声で王子もなんとか息を吹き返し昼食めざして
足も軽くなってきた
最後は、少しきつめの「ロープ場」があるが、無事山頂に到着したのは
ちょうど昼時
早速、持参したお弁当を開いてランチタイム開始
お弁当は最近はまっている自家製のハンバーガー、近所のスーパーで
安く売っているバンズを利用して、これまた廉価な冷凍ハンバーグと
野菜を挟むのだ
さらに今回はバンズのとなりで笑っていた「マフィン」も購入し
目玉焼きを挟んで「エッグマフィン」も作ってみた
さてさて、美味しくてボリュームのある食事で元気を取り戻したのだが
夕方には住んでいるマンションの管理組合の総会があるのでそれまでに
帰宅する必要もあり、高取山は次回に置いておいて下山することとにした
もう一つ、たまには温泉に浸かりたいので、それを有線したのもある
下山は約40分程度、どんどん高度を下げていくと、姫さまが「来た道と違う」
と言い出して不安げになってしまう
軽登山でも上りと下りは風景が違って見えるのはよくある話
特に今日は少ししんどくて周りの風景をよく見ている余裕がなかったのだろう
こんな時、少し楽しいネタはないかと考えていたら
キツツキのドラミングが聞こえてきた
「あっ、キツツキだよ」というと、ふたりとも耳を澄ませて聴いていた
キツツキの「タタタタタタ」というドラミングが心地よく山間に響いている
縄張りを主張する行動なので、よく響くのだ
姿こそ見えないものの「また、おいで」と言われているみたいで
なかなか心地よいものだった
とかなんとか云いながら、途中で王子は鼻血も出たが
なんとか今シーズンの登山が始まったな
今度は元気に登りたいものだ
今年も運動会
正式な行事名は運動会ではないのだが、やはり運動会というのが
最もしっくりしている
まず天気がよかった
日曜日から下り坂ということで、運動会明けのキャンプはキャンセルに
なってしまったが、昨日はピーカン、晴天だった
結論からすると、今年もウチの二人はすごく活躍してくれたので
父はうまいビールを飲むことができた
なんのことはない、運動会といえば「徒競走」、かけっこである
なぜかしら、単純さ故に毎回「血」が騒いでしまう
まず、姫さま
昨年は疑惑の判定で降着となってしまったが、決して遅い方ではない
スイミングでもそうなのだが、先天的にフォームが美しい
今回も「リレー選手」にこそ選ばれなかったが、父は期待していた
この小学校では学年が進むに連れて徒競走の距離が伸びる
姫さまは今年5年生なので100m走となり、コーナーワークが必要になった
最も外側からのスタートとなったが、のっけから「スッと」抜けだして
コーナーに入っていった
中盤で男子に追いつかれたものの
ゴール前でなんとか差しきった
リベンジ達成の1着
ゴールしたあと、1着列に座ってから父を見つけて手を振ってくれた
「やったね!」父も思わず泣きそうになってしまった
そして、王子の徒競走
王子は「リレー選手」なので一般児童のあとにセットされてしまう
2年生では体格差がかなりあるため、コンパスの関係で苦戦が予想された
父親的には「背の順で走ってくれたら楽勝なのになぁ」といった感じ
原因はどうであれ、息子が肩を落として帰ってくるのはみたくないものだ
そして最終組、本命は王子のとなりの子、やはり王子より一回り身体が大きい
ウチの子は、だれが教えたのかフォームがキレイだ
スタートからしっかり、そして真っ直ぐ地面を蹴っている
ちょっとフライングした子もいたけれど
そんなことは気にもせず、なんとスタートからゴールまで一気呵成に走り抜けてしまった
気がつくと、余裕で逃げ切って、バンザイしながらゴールしている
父が言うのもなんだが、確かに速い
昨年に続いて最終組2連覇ということで、ゴールした後のガッツポーズを撮っていて涙が・・・・(笑)
この後、「負けちゃったー、速かったねぇー」と本命だった子の母親がよってきた
少し悔しかったのだろう、父と奥さんに「どっちからの遺伝?速かったの?」と訊いてくるが・・・
父は何も言わない
・・・自慢ではないが
「足は速かったけど、中学で卓球部途中脱落して、高校では生物クラブだ」などと
ワケのわからない話を披露する気はない
そして、午前中のハイライトは低学年の選抜リレーだ
王子は今年も選手に選ばれ、6走を担当している
リレーは団体競技なので、中には足は速いけれどバトンタッチなどがうまくできない女子もいて
実は、王子にとってはあまり楽しくない競技なのだそうだ
確かに、連続写真で見ると徒競走の「笑顔走り」に比べて少し厳しい表情で走っている
王子の中では宇宙怪人ゴーストのように「戦えば勝つ、必ず」という信念がある
注目は、王子の応援をしている姫さまの表情だ
トップを走れない弟を見つめて、いたたまれずに泣きだしてしまっている
優しいお姉さんなのだ
とかなんとか云いながら、奥さんが前夜から気合を入れて作ったお弁当をたいらげて、運動会は午後の部に進んでいく
午後の部は、姫さまの「表現」種目がよかった
やはり、運動会は楽しいものだ
そして、勝ったり負けたり、悔しいものでもある
二人そろっての運動会も来年まで、その後二人が同じ学校で重なることはなくなる
少しさびしいけれど、そうやって成長していく
余談だが
帰宅して風呂上がりに撮影で凝った肩に「トクホンチール」を塗ったところ
「日焼け」に沁みて悲鳴が出そうなほどに痛かった
「アゥオー」と唸りながらひとり肩に風を当てて悶絶する父を見て、奥さんが笑い転げていた
そろそろ日焼けする季節になった・・・(反省)