Remains of The Accidents

アクシデンツなページ

我が家の夏休み

2016年06月29日 | 単身赴任

今年も夏休みが目前にせまってきた

姫さまの部活、王子の野球とスケはいっぱいだ

父が単身であろうとなかろうと家族でいっしょに動けるのは
8月半ばの週だけだ

昨年は、富士山ろくのコテージに泊まって、串カツパーティー

あんまりせこせこしない夏休みにしようということだった

さて、今年は・・・・


当初、家族一致で父のいる大阪はUSJに行ってみようとしていたのだが
いろんなアトラクションで入場料金以外に相当なお金がかかるということで
奥さんが拒否権を発動してしまった

確かに、旅費とUSJだけで相当かかるのだが、お盆にどこかに行けば
相当かかるのは当たり前の話であって、毎回、このコスト論になってしまう
のは、ちょっと嫌になってきた

ひつこく云うつもりはないが

奥さんは、いろんな意味で「守り」ばかり考えている
そして、自分はしっかり将来のことを考えているのだから・・・と思っているらしい

----この後は奥さんに直接話すためのメモ書き

アリとキリギリスの話

奥さんはアリなんだろう・・・、決して悪い話ではない、ありがたい話だ

ただ、あの話でキリギリスは冬になってアリの家を訪ねて、食べ物を乞うのだが
現実の世界ではキリギリスという生き物は冬になる前に次の世代に将来を託して
コロっと死んでしまうのだ

生きとし生けるものは皆そうやって世代をつないでいくことが宿命なのだ

だからこそ、夏から秋にかけてキリギリスはせいいっぱい葉っぱを食べて、誰にも
まけないようにきれいな羽音をだしてつれあいをもとめるのだ

決して、キリギリスはアリに媚びをうったりしない

一方で、アリは地中深い巣の中で冬を越すのもいるらしいし、女王アリ
に至っては10年以上生きるのもいるらしい

というわけで、短い夏を謳歌するか、ここは疲れた身体を休めるかを
いろいろ考えなければならない

----------

夏休みというのは家族がともにいられる非常に大事な短い時間なのだ

このあと、数年で子供たちは親と歩かなくなり、「一緒に旅行にいく」なんて
まず考えないようになるのだから

義父は楽しいひとだった。
晩年しか知らないが、決して声を荒げない穏やかな人だったが、一方で楽し
いことを好んでやまない人だった

こんな話もある

我々の結婚式はハワイで挙げたが、義父たちにも参列してもらった
初めての飛行機、初めての外国(ハワイ)、緊張していたが誰より楽しんで
くれたように思えた

そして、病で倒れたあとにハワイの話をしたことがあった
「おりゃあ、あんなきれいな海は初めてだった」「びっくらこいた」・・・
義父は美濃の山中に育ったひとなので、あの海に感動したという 

人は思い出を持っていつか旅立つのだ
思い出のない人生なんてつまらない

ただ、思い出にはいつも大好きな人がいなければならない
一人ぼっちできれいな海を見てもうれしさは半分だ
恐らく、義父も娘の結婚式でなければ心からあの海を楽しめなかったのではないか

家族とはそういう存在、つれあいとはそんなものなのだ


父は、想像する
宇宙はただの真空がプラスとマイナスに分かれたことから始まるという
どこかでマイナスがあれば、どこがプラスがあるのだ
これは逆説にすると、なにかでプラスをもらったら、少々マイナスでも大丈夫だということだ


こんなことを云っているから、奥さんの機嫌が悪くなるのだが、親兄弟とも離れた
ところで、ものを言えるのは不肖の配偶者だけだから勘弁してもらおう

というわけで、ケチケチせずに夏休みを楽しく過ごそう
そしてアベノノミクスに貢献しよう





----


あ、、既に「楽しもうとしている」のが父だけだったら、そう云ってくれ
それも「アリ」だから 

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祝 初優勝

2016年06月27日 | 少年野球

 

王子たちが大会で優勝した

訳あって、まだ低学年チームにいるが
今週の決勝戦で勝って帰ってきた
 

実のところ、最近はいつもいいところで同じ相手に負けてしまっていた
相手は低学年だけでも2チームを擁する強豪チーム
そのチームが準決勝で控メンバーを出して負けてしまった
従って、今回の決勝戦の相手は”ふつう”のチーム

父は大阪にいるので試合内容の詳細はわからないが
王子は4回打席にたって全て出塁したのだそうだ

奥さんから、表彰状を受け取る画像が送られてきただけ

晴れの日にそばにいてやれなかったのが少し残念だ

そしてまた父は明日から出稼ぎにいかなきゃならない


この間から父がもともといた東京の部署が大変なことになっている
中途採用した女性が精神的に病んでしまい、周囲の人たちを
人事部に訴えているらしい

その影響からか、電話会議でも東京はなげやりな態度をとる人が
多くなり、皆がその人とかかわることを避けてしまっている

皆、仕事のことで病むなんでバカバカしいよと言いたくなる

ただ、対価を求めてここにいるだけなのに、なぜ人はこうも
割り切れないことを気にするのだろう

王子の優勝に参加できなくて少し拗ねている自分を思い
いろんなことを考えた

そんなことより、優勝おめでとう

父は戎橋から飛び込みそうになったよ
 

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不思議なこと

2016年06月11日 | 単身赴任

五月から本格的に単身赴任となっている
関西での勤務は二十数年ぶりのことになる

思えば、いわゆる青春時代の大半は関西にいたはずだ

ただ、父の青春時代は明石から三ノ宮の間で完結しており
大阪には縁がない

今回、大阪にいて神戸地区も担当するということで三ノ宮や
元町に出向くことも多くなってきた

そこで不思議なことが起こる


先週、たまたま三ノ宮で昼食をとったあと、次のお客さんに
向かうべくサンチカをあるいていた

ふっと通り過ぎた女性の横顔が視界のすみに

あっ

振り向いた先、もう2~3mも先に行っていただろうか

中学生のころ、好きだった女性が颯爽と歩いていた

黒いカットソーに白い帽子、もう確認のしようもないのだが
確かに、確かに彼女だった

立ち止まって固まっていた視線の先で、彼女は少しだけ
後ろをみてくれた

恐らくショーケースに並んだケーキに目が行ったのだろう

もう一度、あの目元が・・・彼女だった

父の同級生であるから年齢も年齢のはずだが、そんなに
老けた様子はなかった

ほんの一瞬のこと


実のところ、彼女との思い出などはほとんどない
同じクラスだったし、二人でクラス委員をしていたけれど
たくさん話した記憶がない

40年の時を経て、なぜ偶然に遭うのだろう
いや、すれ違ったのだろう

時として人間は恐ろしいほどの偶然に見舞われる


あの頃読んだ遠藤周作の短編をもう一度読んでみたくなった
卒業式が終わったあとに撮らせてもらった一枚の一緒の写真


初夏の神戸が帰ってきた父にくれたサプライズだったのかも


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日々在旅程

2016年06月03日 | つれづれ



前回の投稿以来の沖縄出張

梅雨の最中というのに天気はそんなに悪くない

たまたま、他のイベントと重なったために当社の人間が誰もおらず

お客様との面談までフリーになったので一人で散歩に出てみた

というか、いつも仕事ばかりなので海に出たことがなかったので

是非、海に行きたいと考えていた

Mapを確認するとビジネス街のホテルからでも歩いて10分ほどの
距離に波之上宮という神社と隣接するビーチがある

沖縄総鎮守の神様とのことで、挨拶もしていないのではいけないので
早速参りに出かけた

道々よく観察していると、神社への道はどうやら夜の顔を持っているようす

散歩にでかけたのは朝なので、ただくすんでいるかのように見えるが
こういう場所はなんとなく匂いがするものだ


そして拝礼したのちにビーチを覗いてみた

この時点でまだ8:00頃だが・・・


 

ちゃんと泳いでいるひとはいるし、向こうの岩場では足を渚におろして本を読んでいる老人も

ここはもう夏なんだな


今日は早めに仕事を終えて、空港でルートビアを飲もう

A&Wは、思い出のハンバーガーショップだ

中学生のころ、わがままを言って仲間につきあってもらった店

明石銀座に向かう途中にA&Wがあった

帰るならば、あの中2のころだもの 




 

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