CANONのプリンタが故障してしまったことは以前書いた
そのまま、このPCの足元に放置している
ゴミとなってもなかなか処分できるものではない
姫さまが少し真剣なまなざしで訊いてきた
「このプリンタって、もう使えないの?捨てるの?」
一見なんの変化もないプリンタ、電源が入らないだけだ
少なくとも彼女にはゴミには見えない
ブラックボックスにせず、蓋をあけて部品交換できるように設計して
あれば父得意の日曜分解でなんとか・・・・と思うのだが
CANONの方に聞きたいのだが、子どもたちのこういう質問には
どう答えればよいのだろう?
ホームページに「環境」についていろいろ掲示しておられるのを見た
なかに「捨てないをあたりまえにしませんか」というトナーカートリッジ
回収の取組についてキャンペーンのバナーがあった
ある製品では「捨てない」ことが自社の販売モデルに合致しているから
「捨てないを当たり前にしませんか」として、カートリッジの回収について
キャンペーンを展開しておられる
一方で、コンシューマー向けの使い捨て製品については早々に修理
受付もできない状況を作ってまだまだ使える製品を「捨てる」ことを強要している
企業は経済至上主義なのだから仕方ないのだ・・・・と云うのだろうか
子どもたちにも大きな声で「お金が大事、環境もお金のために利用する」と
話すのだろうか
子どもたちに本当のことを伝えるということ
取り繕った話ではなく、ただの都合ではなく
本当はどうすべきなのかを伝えるということは大事なことだと思う
少なくとも、この足元の「ゴミ(ip7100というプリンタ)」は
まだ死んでいるようには見えない
この夏、北海道にでかけることになった
札幌から旭川、富良野をめぐる
札幌は夏以外何度も
旭川も仕事で訪ねたことがある
ついでに函館も滝川にも立ち寄ったことがある
東京に出てきて以来、毎年夏になると心のどこかで
あこがれていた北の大地だが
こんな形で訪ねることになるとは思わなかった
こちら側の凡人にとって、北海道といえば倉本總である
「優しい時間」は富良野3部作といわれる作品群の一つ
家族、父子のつたない関係を厳しい自然と経済の中で
過ごしている北の人々を背景に描き出している
父は決して仕事のために生きたこともなく
仕事と家庭の選択を迫られたこともない
従って、このドラマに自分を写すこともできない
そう思いつつもドラマの中に引き込まれていく
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ドラマを観て、子どもたちのことを想う
子どもたちの将来のことはわからない
これからどこに向かって進んでいくのか
どんな風に育っていくのか
倉本氏の作品において、子どもたちの人生は
少し厳しく、されど現実的に描かれている
子どもと親の人生に区別はない
それぞれに通り来た道であり、行く道であるとする
子は、大人にならぬまま親になることもあり
子に、育てられて親になることもあれば
親になりきれぬこともある
大自然は、未熟なものを容赦なく淘汰してしまう
人間社会は、未熟なものにも生きる道をつけてしまう
未熟なまま人の上に立ち、未熟なまま「力」を使ってしまう
「力」はときとして、それ自身が暴れだし予想を超える結果を
産んでしまう
それを良しとするか否かにかかわらず
そうなってしまった現実がある
父は、「北の国から」を子でも親でもないときにみた
この「優しい時間」やもう1作「風のガーデン」はシナリオのみ
ではあるが二児の親になってからみている
ぞれぞれに感慨はあるが、早く大人にならねばという想いと
早くあの景色にあいたいとの想いでいっぱいだ
梅雨空が続いて土曜日も王子たちは欲求不満気味
先週まではプール通いを続けたけれど、そろそろ飽きてきた
なんとか楽しませてあげようと雨でも遊べるところを探して
ふと、しながわ水族館にいってないことを思い出した
我が家から電車で行くと、なんと一度乗り換えるだけ
東急大井町駅からは無料のシャトルバスが出ている
奥さんも誘ったのだが、全く乗り気がない・・・・ので
父たちだけで行くことにした
大井町にはMacがなくて、ひと悶着はあったのだけれど、昼ごろに出立したわりには早めに着いた
バスを降りて館内へ・・・と思ったら、水族館は公園の中にあるのだった
公園の中を少し歩いてようやく館内へ・・・大水槽ではエイやアオウミガメの舞踊りという感じ
この水族館にはアザラシ館というのもあって、姫さまたちが大喜び
ゴマフアザラシが数多く飼育されているのだが、一頭だけやけに愛想のよいやつがいた
なんだか、顔つきが王子のようだと思ったのは父だけ?(残念ながら写真なし)
クラゲも「上を下への大騒動」しながら大歓迎したくれた
帰宅してから、GoogleMapで確認したら、ずいぶん広い公園の中にあった
サイクリングロードなどもあったので、次回はインラインスケートか一輪車でも
持参してみるか
しかし、帰り道はいつものとおりこんな感じなので
なかなか遊具を持って電車には乗れないな
でも、梅雨のひととき電車に乗って気軽に行けるところができたのでよしとしよう
あとは、「おでかけ前にMacの話をしないこと」だな
これも映画のノベライズである
このところ、たまたまテレビドラマや映画の原作やシナリオ、ノベライズを
よく読んでいるが、どれも動画というか作品そのものを見たことがない
あまり映画やテレビを楽しむ時間がなく、仕方なく通勤電車の中で
空想している
市川拓司の作品は数冊目になる
彼の作品は女性的な主人公と奇抜な設定
終着点に関連するヒントを置いていく手法
最後の最後に種明かしがあることが似ている
読み終わってさわやかな感動に包まれるのだが
端緒は相応に退屈である
このあたりはアメリカ映画的なストーリーの組み立てだ
単行本の帯に「恋をすると死んでしまう」とうたっているところなど
父は気にも留めずに読み出したが、これもヒントだったのかと
読後につぶやくことになった
佳作だと思う
テレビドラマのシナリオである
舞台は東京と北海道富良野
父と家族の物語
奔放に生きていく中で妻を自殺に追いやり
実父から家族と断交を命じられた医師
残された僅かな時間に家族を想い
富良野をおもう
テレビドラマなのでドラマッティックな設定
偶然にしてはできすぎの設定ではあるけれど
富良野/風のガーデンに咲く花々とともに
切り出される風景はシナリオを読んだだけでも
やさしく感じられる
今年、勤続25周年ということで旅行券をいただいた
子どもたちと何処に行こうかと考えていた
はじめはグァムかサイパン、南の島に連れて行って
あげようかと考えていた
今の年齢ならば観光よりもアクティビティなのかと
そういいながら
先週、旅行会社に出向いて北海道旅行を申し込んできた
涼しいところがいいという奥さんの一声で決まってしまった
近在の先輩は列車で札幌に行かれたのだそうだが
うちの子供では退屈してしまうこと必定なので
往復ともに飛行機に乗る
ただ、鉄っちゃんとしては気がすまないので
旭山動物園号という特急を予約した
札幌2泊、旭川1泊
札幌市内と旭山動物園がメインだろう
父は、倉本聰の世界を覗いてみたくて富良野を
楽しみにしている
夏の富良野はどんな表情なのだろうか
風のガーデンも郊外に残されているらしい
「北の国から」のロケ地跡なども観光してみたい
そして、今冬は富良野でスキーだ
夏もよし、冬もよし
そして、本当は秋にも一度訪れてみたいのだけれど
まずはこれから