王子も、無事「退院」&「抜糸」を終えたので、渋滞予想にもかかわらず
以前から計画していた近郊登山に出かけた
前夜、早々に撃沈してしまった王子を横に作業開始
父と娘で卵とハムのサンドウィッチを作り
さらにしおりまで製作した
奥さんが機転をきかせて朝つくった「おにぎり」も持って午前7時に出発!!
(いきなり「しおり」の時間割りに遅れてるし)
しかし、来るのか来ないのかはっきりしない台風は心配だったけれど
さすがこぢゅマジックということで昨日は朝から快晴
行き先は神奈川県伊勢原市にある「大山(別名:あふり山)」
山自体は標高1,251mだが、中腹に「大山阿夫利神社」があって
その参拝用に麓からケーブルカーがある
なんといっても関東近郊は、天気よりも「混み具合」が大事
事前調査でも駐車場は少なくて、紅葉シーズンになると
入りきれない事も多々あるらしい
サンドウィッチを持って、颯爽と出発したものの東名は
相変わらず「大和トンネル」を先頭に8kmほど渋滞
20分ほど余分にかけて厚木ICへ
厚木ICから伊勢原市内を通ってようやく山麓のケーブルカー
乗り場に到着、すでに第一駐車場は満車で、家族と荷物を降ろして
父は近隣の民間駐車場へ
ここでアクシデンツ!
念のためにトイレに行った姫さまが泣きながら帰ってきた
わんわん泣いているので何が起こったのかわからない
もしかして痴漢にでも遭ったのかと心配したら
「頭の上にゴキブリが落ちてきたぁぁぁぁ」と
なんとかなだめて、ようやく登山開始
当初の予定では中腹の神社まで登山道を登り、そこから「見晴台」と
呼ばれるテラスまで歩いていくはず、しんどかったら帰りはケーブルカー
ということで出発
第一駐車場からケーブルカー山麓駅までも、300段ほどの階段
子供たちの足取りは軽いのだが、奥さんがフーフー言い出した
普段の運動不足がこんなところで露見するのだ
あかちゃんを背負った人たちやお年寄り、本格的な装備のマニアさんとともに
えっちらおっちらと「女坂」と呼ばれる比較的斜度のゆるい登山道を歩いた
途中、トンネルをくぐるケーブルカーを超えながら、ごろごろ階段の登山道を上がっていく
適当に休憩を入れながら歩いているのだが、どんどん汗が出てくる
運動不足は奥さんだけじゃない
ただ、渓流沿いに吹く風は本当に涼しくて、汗はでるものの不快感はない
<ここが女坂の途中でケーブルカーを見られる場所>
上ること1時間
中腹の阿夫利神社に到着
なかなかの眺めで、遠くは江ノ島や三浦半島が見える
王子が「あの何か刺さっているのが江ノ島?」と訊くので
「刺さってる???って何??」と訊きかえすと
姫さまが「棒みたいなのが立ってるでしょっ」と
江ノ島展望台のことだった(笑)
ほんとに子供たちの眼は良いんだなと感心し、大事にしてほしいと願った
こんな感じでした
神社まで来たものの、お弁当を食べるはずの「見晴台」へ続く道は
台風12号の豪雨でくずれてしまって通行止めだった
仕方ないので下山しようかと思ったのだが、姫さまと王子はやるきまんまん
「一番上まで行こうよ」という
で、もう一度出発
まず、胸突き八丁の急階段を上って、さらに石ごろごろの急な登山道を上がっていく
神社から頂上までは29丁ということで、1丁ごとに石柱が立っている
途中で休憩していた人たちが「16丁目を過ぎるとなだらかになるよ」と云っていたが
とにかく急な道が続いていく
そのウチにガスが降りてきた
16丁目を過ぎてこれからというところだったけれど、軽装だったことと
ひとしきり汗がひいて急に寒く感じていたこと
さらに前日の雨でどろどろのままになっている足場から
20丁目で引き返すこととした
このままガスの中を上がっても頂上からは何も見えないのでちょっと「感動薄っ」と
いう感じなので、バテる前に撤収!
無論、子供づれでまだまだ上がっていく人たちもいたので無理でもないんだろうけど
初回から「つらい」経験はアレルギーを生むのでこのくらいがテキトーだな
<下山途中の13丁目(?)付近にベンチがあったので、ここでようやくお弁当>
(①背後に赤い服のお母さんがいて、子供たちが「赤レンジャイ」と名づけていた)
(②父の頭髪が汗でビショビショ、バイザーのツバまで濡れたのは初めて)
手製のサンドと奥さんが当日急遽作成してくれた「おにぎり」がおいしい!
行きに苦労した山道は、下りも大変
大きな段差にどろどろの足場でいつ転んでもおかしくない
早速、王子の手を引いていた父がズルっと1コケ
さらにうしろで姫さまがズルッと1コケ
王子が続くのだが、父を引っ張って道連れで、父2コケ
オイオイっ
さらにこの王子は下山途中に「パパ、しっこ」と父を困らせたことも報告しておこう
それでも上りに比べれば時間は半分程度
さっさと神社まで降りてくると、下界は晴天、視界良好
(でも、振り返るとすぐそこまでガスが降りてきていた)
奥さん決裁で下りはケーブルカーに乗車することになった
乗り物は避けて通れない王子の性格上、乗らないとなると
大変な駄々っ子状態が予想されたので快哉だ
<ケーブルカーは「おおやま号(緑)」と「たんざわ号(赤)」>
ということで無事降りてきました
このあと、帰り道にある厚木市の「七沢温泉」でひと風呂浴びて疲れを落とした
ちよこっと渋滞はあったものの、夕飯の買い物をして17時には帰宅して
18時から「チビまるこちゃん」を観ながら夕飯
夕飯は全会一致で、北海道旅行以来はまっている「野菜たっぷりジンギスカン風焼肉」
父は20時には落ちてしまい、こんな時間に画面に向かっている(笑)