Remains of The Accidents

アクシデンツなページ

【連休】 大山登山に行って来た 

2011年09月19日 | 子供たち

王子も、無事「退院」&「抜糸」を終えたので、渋滞予想にもかかわらず
以前から計画していた近郊登山に出かけた

前夜、早々に撃沈してしまった王子を横に作業開始
父と娘で卵とハムのサンドウィッチを作り
さらにしおりまで製作した



奥さんが機転をきかせて朝つくった「おにぎり」も持って午前7時に出発!!
(いきなり「しおり」の時間割りに遅れてるし)


しかし、来るのか来ないのかはっきりしない台風は心配だったけれど
さすがこぢゅマジックということで昨日は朝から快晴


行き先は神奈川県伊勢原市にある「大山(別名:あふり山)
山自体は標高1,251mだが、中腹に「大山阿夫利神社」があって
その参拝用に麓からケーブルカーがある

なんといっても関東近郊は、天気よりも「混み具合」が大事
事前調査でも駐車場は少なくて、紅葉シーズンになると
入りきれない事も多々あるらしい

サンドウィッチを持って、颯爽と出発したものの東名は
相変わらず「大和トンネル」を先頭に8kmほど渋滞
20分ほど余分にかけて厚木ICへ

厚木ICから伊勢原市内を通ってようやく山麓のケーブルカー
乗り場に到着、すでに第一駐車場は満車で、家族と荷物を降ろして
父は近隣の民間駐車場へ

ここでアクシデンツ!
念のためにトイレに行った姫さまが泣きながら帰ってきた
わんわん泣いているので何が起こったのかわからない

もしかして痴漢にでも遭ったのかと心配したら
「頭の上にゴキブリが落ちてきたぁぁぁぁ」と


なんとかなだめて、ようやく登山開始
当初の予定では中腹の神社まで登山道を登り、そこから「見晴台」と
呼ばれるテラスまで歩いていくはず、しんどかったら帰りはケーブルカー
ということで出発

第一駐車場からケーブルカー山麓駅までも、300段ほどの階段
子供たちの足取りは軽いのだが、奥さんがフーフー言い出した
普段の運動不足がこんなところで露見するのだ


あかちゃんを背負った人たちやお年寄り、本格的な装備のマニアさんとともに
えっちらおっちらと「女坂」と呼ばれる比較的斜度のゆるい登山道を歩いた

途中、トンネルをくぐるケーブルカーを超えながら、ごろごろ階段の登山道を上がっていく
適当に休憩を入れながら歩いているのだが、どんどん汗が出てくる
運動不足は奥さんだけじゃない
ただ、渓流沿いに吹く風は本当に涼しくて、汗はでるものの不快感はない


<ここが女坂の途中でケーブルカーを見られる場所>



上ること1時間
中腹の阿夫利神社に到着




なかなかの眺めで、遠くは江ノ島や三浦半島が見える
王子が「あの何か刺さっているのが江ノ島?」と訊くので
「刺さってる???って何??」と訊きかえすと
姫さまが「棒みたいなのが立ってるでしょっ」と

江ノ島展望台のことだった(笑)
ほんとに子供たちの眼は良いんだなと感心し、大事にしてほしいと願った

こんな感じでした




神社まで来たものの、お弁当を食べるはずの「見晴台」へ続く道は
台風12号の豪雨でくずれてしまって通行止めだった
仕方ないので下山しようかと思ったのだが、姫さまと王子はやるきまんまん
「一番上まで行こうよ」という

で、もう一度出発





まず、胸突き八丁の急階段を上って、さらに石ごろごろの急な登山道を上がっていく
神社から頂上までは29丁ということで、1丁ごとに石柱が立っている
途中で休憩していた人たちが「16丁目を過ぎるとなだらかになるよ」と云っていたが
とにかく急な道が続いていく

そのウチにガスが降りてきた
16丁目を過ぎてこれからというところだったけれど、軽装だったことと
ひとしきり汗がひいて急に寒く感じていたこと
さらに前日の雨でどろどろのままになっている足場から
20丁目で引き返すこととした

このままガスの中を上がっても頂上からは何も見えないのでちょっと「感動薄っ」と
いう感じなので、バテる前に撤収!

無論、子供づれでまだまだ上がっていく人たちもいたので無理でもないんだろうけど
初回から「つらい」経験はアレルギーを生むのでこのくらいがテキトーだな


<下山途中の13丁目(?)付近にベンチがあったので、ここでようやくお弁当>
(①背後に赤い服のお母さんがいて、子供たちが「赤レンジャイ」と名づけていた)
(②父の頭髪が汗でビショビショ、バイザーのツバまで濡れたのは初めて)



手製のサンドと奥さんが当日急遽作成してくれた「おにぎり」がおいしい!


行きに苦労した山道は、下りも大変
大きな段差にどろどろの足場でいつ転んでもおかしくない
早速、王子の手を引いていた父がズルっと1コケ
さらにうしろで姫さまがズルッと1コケ
王子が続くのだが、父を引っ張って道連れで、父2コケ
オイオイっ

さらにこの王子は下山途中に「パパ、しっこ」と父を困らせたことも報告しておこう



それでも上りに比べれば時間は半分程度
さっさと神社まで降りてくると、下界は晴天、視界良好
(でも、振り返るとすぐそこまでガスが降りてきていた)


奥さん決裁で下りはケーブルカーに乗車することになった
乗り物は避けて通れない王子の性格上、乗らないとなると
大変な駄々っ子状態が予想されたので快哉だ

<ケーブルカーは「おおやま号(緑)」と「たんざわ号(赤)」>




ということで無事降りてきました


このあと、帰り道にある厚木市の「七沢温泉」でひと風呂浴びて疲れを落とした

ちよこっと渋滞はあったものの、夕飯の買い物をして17時には帰宅して
18時から「チビまるこちゃん」を観ながら夕飯
夕飯は全会一致で、北海道旅行以来はまっている「野菜たっぷりジンギスカン風焼肉」

父は20時には落ちてしまい、こんな時間に画面に向かっている(笑)









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王子、また入院

2011年09月10日 | 子供たち

8月に川崎市の聖マリアンナ大学病院に入院し、手術となった王子だが
今度は、予定通りに「鼠けいヘルニア」の手術のために昭和医科大藤が丘病院に
入院し、無事手術を終えて帰ってきた

少しかわいそうなのだが、またもや一人でお泊りとなってしまった

今回は2泊3日の入院生活
前回の手術でいろいろと「痛い」ことや「淋しい」ことを知ってしまっているので
手術室では「大暴れ」だったらしい

だが、今のうちに治しておかないといけないというので、こればかりは仕方ない


奥さんから病室の雰囲気を聞くと、少し長期で入院している子どももいて
なんだが気の毒な気持ちになるそうだ

前回もそうだったが、確かに子どもが入院するということは大変なことだ

これも奥さんに聞いたのだが、「手術日」には立て続けに手術が行われるので
手術室の外には子どもを待つお母さんたちが数人いるのだそうだ
どのお母さんも、手術室から帰ってきた子どもを見たとたんに涙を流してしまうらしい



父は、おかげさまで入院経験もなく、あの病棟というところに泊まったこともないので
よくわからないのだが、あの雰囲気で眠るというのは難しい気がする
王子は小さい身体でよくがんばったものだ

これから3週間ほど「激しい」運動は避け、抜糸までは風呂と幼稚園はお休み
本当は元気なだけにちょっとかわいそうだが、少し我慢だ


元気”解禁”になったら、また早朝野球しようぜ

入院前に公園で無くした野球のボールを捜しておかねば









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【旅行】 北海道に行ってきた [4日目]

2011年09月04日 | 子供たち

とうとう最終日

父は前日早々に就寝しており、例によって未明から目が覚めてしまっていた
mp3プレイヤーの音楽を聴きながら寝返りをうち、明け方にはひとりシャワーを
浴び始めた

天気がよくない
2日目と同じく曇天、ビルの谷間のような部屋だったこともあって
どこからも朝日が差し込んでこない

6時になるのを待って、ひとりでホテルを出てみた
目的地はコンビニと駅

まず、コンビニで現金引き出し
前日の夕食を精算したあとに、そろそろ手元資金が少なくなってる
とのことだったので、何かあった場合に備えて引き出しておこうと
おかげさまで父はコンビニなどで銀行カードを使っても手数料が
かからないので、今回はセブンイレブンのCDを利用した

もう一つは旭川駅の「みどりの窓口」だ
昨日みた「ノロッコ号」について調べたかったのだ
スマホやPADを持っていたら、手元で調べるのだが、ない以上は
「みどりの窓口」しかない

「みどりの窓口」は旅行会社と違って、早朝から旅行者に親切に対応してくれる
これが後に役に立ったのだ


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さて、本編に戻ると曇天とはいえ、最終日はとうとう「旭川市立旭山動物園」なのだ

動物園には駅前からバスが出ている
と云っても、専用バスではなくて旭山動物園行きの単なる路線バスで
途中からはお年寄りなんかも乗ってくる

旭山動物園号と動物園をつなげなかったのは正解で、入園券(大人のみ)も
ホテルで調達していたこともあって、開園20分ほど前にはほぼ入園待ち列の
先頭近くに並べた

ピークの季節ならば、恐らくこんななんじゃ最後尾なんだろうけれど
少し季節はずれの平日なのでよかった


まずは、ペンギン館



いるわいるわ、キング、ジェンツー、イワトビ、と少々夏バテしている様子は否めないけれど、まぁまぁ元気に泳いでいる
アクリルの円柱を横にしたような通路に入れば、子どもたちの声色も1オクターブ上がるというものだ

旭山動物園の場合、正面入り口から入場すると坂道を上がりながら各施設をめぐるような配置になっている
また、各施設も坂道を利用した構造

ペンギン館も、下の入り口から屋内に入って、水槽を下から見上げていく
その後、階段を上って中二階のようなところから水面と並行にペンギンたちをみて
最後には屋外に出て、立ちすくんでいるペンギンたちを眺めることになる

<立ち尽くすイワトビペンギン> 夏バテかな自慢の飾り羽も元気がない


ちなみに、動物たちに食事を与える「もぐもぐタイム」は屋外で行われる
さらには、イワトビペンギンというのは「マカロニペンギン属」とされていているのだが
父は、まだマカロニはみたことがない




そして、次はアザラシ館




見にくい写真で申し訳ないが、アザラシ館ではアクリルの円柱の中をアザラシたちが上から下から
泳いでくるのを間近に見られる
ゴマフ・ワモンなどのアザラシが楽しげ(?)に泳いでいる

こちらは、もともと北海道に生息している生物なのでそんなに夏バテしていないのだろう
なかなか元気だ

王子は、メスのアザラシが目の前で「バク転」するたびに「オッパイが見えた。オッパイがぁ。」と
異常に興奮するので親としては少々赤面していた

この、王子の「オッパイ星人」には困ったもので、動物でも人間でもオッパイが見えると異常に喜ぶのだ

時々、父の乳首も掴んだり、姫さまのを触りにいったりするので油断できない
奥さんのはいうまでもない(orz)




しかし、この旭山動物園だが
画期的な動物園として有名で、首都圏を初めとして関西や東海地区からの来客が絶えないらしい
最近はどこの動物園も旭山動物園を参考にしていろいろと試行錯誤を重ねてよくなっているが
父が子どものころの公立動物園というのは、遠足で行くところ、いつもライオンが寝ているところと
いった印象しかなかったが、水中の視点や、樹上の視点、はたまた「獲物」の視点まで用意されて
いるところが画期的なのだろう

この動物園自体は旭川市の施設であり、市内外を問わずに子どもたちは無料
採算は大変なのだろうが、この動物園が引き込む年間数百万人の観光客は
観光宮崎でも参考にしているらしい
(そう書きながら、宮崎フェニックス動物園のシュールなフラミンゴショーを思い出してしまった。あれじゃぁ・・・)


と「まとめ」のはいったのは・・・この時点で雨が降ってきてしまったのだ
時おりしも観光バスや修学旅行生たちが大挙して到着しており
園内は関西弁でいっぱいになってきた

屋内展示は俄然混雑しはじめ、屋外では冷たい雨
並んでいると関西弁という状態になってしまった

しかし、この後「北極クマ」「オオカミ」「エゾシカ」・・・・・・・・・・・・・・と行動展示は続いているし
子どもたちにも是非見てもらいたい

姫さまは父とともに正門側の売店に走って、傘と子供用のカッパを購入
王子にカッパを着せた

とたん、走り回れなくなったのが面白くないのか
旅の疲れもあったのか、父の腕の中に落ちてしまった(朝寝)





残念なことに雨が止む気配も薄い

なんとか王子を抱えながらチンパンジー館まで登りきったものの、王子はグスグズ
しかし、今日の予定は「動物園満喫コース」で他にはあまり楽しいイベントはない
そもそも、旭川市内の観光が「いま一つ」なのだ



そこで、朝から訪れた「みどりの窓口」できいていた話が頭に浮かんできた

「昨日見たノロッコ号ってさ、普通運賃だけで乗れるんやで」
「旭川からは1本しか出てないけど、美瑛まで行けば昼間も4本走ってるよ」

寝てるはずの王子に聞いてみると目を閉じたまま「乗りたい」という

鉄道親子の血が騒いできた


そうなれば、携帯で旭川駅から美瑛までの時刻表を確認
早速、ソバをかきこんで駅行きのバスに乗った

機会があったら、今度は是非「冬の旭山動物園」に来たいものだ
一面の雪景色の中でペンギンやアザラシを見てみたいと思った
考えてみれば、寒いところで元気な彼らをみたことなどないのだから・・・・

バイバイ旭山動物園!また、今度な!


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突然の発想で、ローカル線に乗ることになった

まずは旭川-美瑛間の普通列車、当然のことながら単線で1両のみのワンマンカーである




この運転手さんはなかなかいい加減で、ふたりは帰りの普通列車の中で思い出して笑っていた




そして、美瑛からは待望のノロッコ号だ



ペイントされたDE15に牽引されて入線してきたのは4両編成の展望列車
どうやって反転するのかな・・と心配&期待していた父をうらぎって
ノロッコ号はDE15に「押されて」出発した(ちぇっ)

自由席で大丈夫かなと心配していたが、季節はずれ気味、平日、雨天と条件はそろっていて
自由席に乗る人なんて限られていた

結局、一番前の席に陣取った



ガラガラ。

途中、美馬牛駅の手前などでは徐行運転に切り替えて「丘」やトンガリ屋根の「美馬牛小学校」を
紹介してくれるのだが、雨であんまり見えなかった
子どもたちは、そんな見えない景色よりライブで運転が見られるのが楽しいらしく
ずっと運転席にへばりついていた





富良野まで行って空港までバス、あるいは美瑛からでもバスはあったようだが
旭川で「締め」のラーメンを食べなければならない

結局、上富良野駅でノロッコ号を降りて反対側から普通列車で旭川に向かうことにする
普通運賃とはいえ、旭川-富良野間でも往復すると大人一人2000円になるわけで
ウチの場合は往復5000円の出費となってしまい、雨模様を見るだけでは少々コスト
オーバーなのだ

途中下車した上富良野駅はこちら



帰りは地元の高校生といっしょになり、にぎやかだった

そして、ラーメン食べて空港へ




ラーメンは、滝川町出身の同僚が勧めてくれた「梅光軒」(旭川駅前メインストリート沿いの地下)にした
子どもたちには「ハーフ」もあって、旭川自慢の「しょうゆ」も美味、父が選択した「みそ」もいけていた





楽しかった北海道旅行もいよいよラストシーンへ



ラーメン食べたあとは空港バスにのって旭川空港へ
途中、前の席に二人で座らせていた王子が振りかえって「パパしっこ」とのたまってヒヤヒヤさせたが
なんとか無事に空港に到着


帰路は、AIR-Doなので
当日、空港でチェックインしなければ座席が確定しない
子どもたちを連れていることもあって少々不安

やはり席はバラバラ

だが、既に満席の状態でなんともしようがないという・・・ちよっと困った

やはり、早めに空港にきてチェックインしてから食事にすればよかったか


少し待って搭乗口へ、すごい混雑でまさに満席状態
これじゃ少し早く着いてもダメだったかな・・・とあきらめ顔に

姫さまは、宮崎で飛行機に慣れているのでどうってこともないが
さっきもバスで「しっこ」とのたまわれた王子は不安顔が隠せない
実際に、搭乗してから周囲の方に頼むしかないかと腹を決めて機中へ


幸い、勇気をもって声をかけてみると
ちょうど父たち周辺の席に分散していた研修生?と思しきグループがあって
こころよく席を替わってくれた
結果、なんとか通路をはさんで4人がとなりあう形になった
よかったよかった

あのとき仕切ってくれたお兄さん、あんた出世するぜ



なんだかんだで羽田に着けば
もうあとは自家用車で自宅に向かうだけだ

3泊4日の小旅行

25年(=ざっと9000日)ほど会社というところで働いて
家族4人/4日間の旅行がご褒美だった

いや、25年経って「家族」といられることがご褒美なのだろう






でなければ、1ヶ月ほど旅にでるだけで180年ほど働かなきゃならない計算になる




今度は、冬に行く  ( 宣言しておこう )

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