Remains of The Accidents

アクシデンツなページ

今年はこれでシーズンオフ

2021年10月24日 | 二輪の話

寒冷前線が通過していよいよ冷え込むようになってきた。

いつも通り、昨夕仕事を終えて単車を引き取りにでかけようと、一度は車ででかけた
のだが、雨ふる中で予想外に寒かったので引き取に行くのが億劫になっていた。

そんなところに仕事の電話がかかってきた。

電話の相手は部下なのだが、この女性はいまだにすべて仕事が優先であると
考えていて昼休みだろうが、退勤後であろうがくだらない報告電話をしてくる。

週末は仕事を忘れて自分を楽しみたいのだが、わざわざ嫌がらせのようなタイミングで
いやな話を持ってくる。困ったものだ。

 

引き取りを翌日に延ばして帰宅、金曜日だけれどなんだか切り替えられなかったので
夕飯とともに少し飲酒。

このところジガーカップで測りながらハイボールを飲んでいるとあまり飲みすぎない
ことに気づいて適量摂取を続けている。

今朝も快調に目覚めて朝食の支度や風呂洗いなどを終えて単車行にでかけた。

もともと冷え込みが激しいと聞いていたので、今回は散歩程度にしようと考えていたので
道志みちから山中湖、山中湖から大月の方にまわってさっさと帰宅しようと考えていた。

富士山も、木曜の夜に雪をまとい、当日は風で雪も飛ばされていたようだった。

府中から道志みちの入口まで少し道に迷ってしまったが、中央道が激しく混んでいたので
道志みちまでは、府中街道から野猿街道をつないでいった。

 

 

本日の相棒はW800ストリート、トルクが太いのと、操作系が「昭和レトロ」なので
乗りやすかった。

高速道路のひどい渋滞に比べて道志みちは空いていて快適に進めたが、道の駅道志は
相変わらず入場制限するほどの混雑、立ち寄らずに過ぎてもなんだか少し渋滞気味。

やれやれ季節がよいと渋滞するし、気候が悪いと乗りたくなくなるし・・・。
愚痴を言っても仕方ないものだと考えていた。

少し経って、渋滞の先にパトカーがいるのが見え、その後道端にヘルメットとプラスチ
ック片が散らばっていて交通整理中。

事故には気を付けよう・・と思った矢先。
わき道から軽トラがつっこんできた。ほぼダメかと思ったが、ぎりぎりで避けられた。

どうやら先行する2台の単車がわき道に左折したことで、左からきた軽トラは私も左折
するものと思って直進したようだった。
自動車と違って単車は群れて走っていることが多いので誤解したのだろう。


山中湖からはファナック通り~忍野村を抜けて富士吉田方面へ。

途中になにかあれば昼食、なければ富士吉田には確実に外食店舗があるので
遅い昼食を摂ることにした。

天気がよいので、どこかでパンかお弁当なんかを仕入れて湖畔の公園で広げようと
考えていたのだけれど、風も冷たくて、気が滅入りそうなので次回に持ち越し。

熱い麺類で身体を暖ためようと考えたが、ちょうどよさげなものもなかった。

時計をみたら15時少し前、ぼちぼち帰ろうと出発。

 

富士吉田から大月に向かう国道も混雑していてなかなかすすまない。

高速道路があんなに渋滞していたのだから、当然と言えば当然のこと。

R20にでるとようやく快適な速度感に復帰。

 

 

ふと思いついて「猿橋」によってみようと考えた、確かこのあたりにあるはず。

 

あった。この橋は日本三大奇橋ということで一度直接見てみたかった橋だ。

両方の崖に穴をあけて、そこに角材を指しこんで、さらにその上に角材をあてて・・・
力を分散して支えているのだそうだ。

橋の構造が奇橋なのだが、この教育委員会設置の説明書にはそんなことは何も記載がない。

古い言い伝えが大事なことはわかるが、何が理由で奇橋といわれるのかがわからないと
ただの橋にてしまうが、そんなことはお構いなし。

さてさて、橋の写真をとったりして油断していたら、少し時間もなくなってきた。

猿橋を出でR20を東進、すぐに「談合坂スマートIC」の案内板。

R20はこの先で峠道になるので高速道に乗ることにしたが、かなり走っても談合坂には
たどりつかない。焦って焦って走っていると、ようやく標識が一つ。

NEXCO東日本の方、もう少し案内板がないと、Uターンする自動車も何台かあった。

中央道は、談合坂からいきなり渋滞、その先「笹塚」まで断続的渋滞だという。

まあ、なんとか無事帰宅したけれど、すり抜けすり抜けでニーグリップを使いすぎた
らしく、やけに内ももが痛い。

 

寒い日に単車は似合わない。

なんとなく寒さも感じるようになったので今シーズンはこれで終わりかな。

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秋のはじまり

2021年10月09日 | 川崎

あくびが出るほどの心地よい天気に誘われて箱根まで散歩にきた。

と云っても、あらかじめMT-09を予約してあったゆえの散歩だ。

足柄から仙石原まで旧林道を整備して「金太郎ライン」となっているので
そこを経由して箱根を巡ってこようと出発してみただけのこと。

金太郎ラインは4月に開通したばかりで整備されたよい道だった。

もともと林道であることと、国立公園の中を通るのでできるだけ
環境に影響を与えないように拡幅は最小限、すれ違うときには気を
付けていけという。

こんな道を飛ばすバカがいなければそれで済む話だ。

足柄から登っていくとほぼ登りきったところにパーキングがある。

まあ、バカはどこにでもいるもので夜中にブラックマークをつけにくるようだ。

ここからトンネルを抜けるとすぐに仙石原の盆地にでる。
ちょうど金時(公時?)神社の脇にあたり、金時山の登山口となる。

ウチの家族と金時山に登ったときは、乙女峠から入ってこの神社に降りてきた。
ここと大山阿夫利神社は神奈川で子供時代を過ごすと、必ずつれてこれれると聞いた。

仙石原は一面のすすき、秋が確実に歩を進めているのを感じる。

コロナも少し静まって観光地が賑わいだしたと聞くが、すでに閉店して
しまった店も少なくなく、寂しい風景になってしまっていた。

 

朝のうち少し浮かんでいた雲も晴れて、快晴に近い天気になってきた。

箱根の山を下りて海に周ろう。

 

久しぶりにサザンを聞きながら西湘バイパスを東に飛ばす。

途中、大磯の海に出てみた。

茅ヶ崎方面と違って大磯あたりはサーファーさんもおらず
地元の家族連れが浜で遊んだり、漁港で釣りをしていたり
明石にいたころの休日の風景に近い。

昭和40年代の中崎海岸には明石マリンセンターの跡地があり
まさな海釣り公園のようだった。

天気がよくてひまなときは、釣り場をうろうろしていた。
うろうろしていると釣り人たちからお遣いを頼まれる。

一人頼みだすと、次々にオーダーがはいる。
多いのは「タバコ、買うてきてくれんか」であり、お遣いにいくと
釣銭は駄賃にくれた。よい小遣い稼ぎだった。


そんなことを思い出しながら、渚で泳ぐ兄弟を見ていた。
そういえば、兄はちょうど一昨日還暦になった。

今でいうひどいアトピーで、子供ころは夜中に体がかゆくて掻き
むしってしまい、母親が薬を塗っていたのを覚えている。

アトピーで食べ物に制限がある兄に対して、何もないのに食べず嫌い
を貫く弟。母親は苦労したことだろう。

その母親もすでに鬼籍にはいり、残る親族は兄と姉だけになった。

西湘バイパスから三浦半島に周り、三崎のファミレでお茶を飲み
ながらこれを書いている。

半島をグルっとまわって帰宅しよう。暖かいよい散歩だった。

来週は2気筒のNinja650に乗る予定。晴れたらいいな。

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今年の夏も知らぬ間に

2021年10月03日 | 川崎

7月のはじめからなかなか天気と予定かかみ合わない中で始まった今年の夏
おそらく十何年ぶりとなるグループツーリングにも出かけられた
家族でも台風来襲の中、雲の隙間を探りながら高原旅行を楽しんだ

Covid19第5波の中にいながら、長男は部活部活で休みもなく
バタバタとした夏だった

自分は自分で、仕事場の人間関係に悩み、一時は少し長期で休暇をとろうかと
考えていたほどだった

さてさて、休暇をとったとしても行くあてがあるわけではなし、周囲に迷惑をかけたと
詫びて回るのも嫌なのでなんとか耐えてきた

先週、キンモクセイの香りと大きな台風が秋風をつれてきて今年の夏も終わってしまった感じだ

夏の終わりに一人単車でゆっくりしいみようと予約していたのだが、残念ながら手違いで
出かけることができなかった

その代わりと云っては何なのだが、次の土曜日とその次の土曜日は予約済み

家族には悪いが二週連続で遊びに出かけてくる

 

思えば昨年復活してから先輩たちと行ったリング以外では
ほとんど走るばかりでおいしいものを食べるわけでもなく
家族に土産話を語ることもなかった

一年経って、そろそろ方向性を変えてみようと思っている

単車に乗り始めたころのように近場でいいから、ウロウロして
ホロホロするツーリングというものを探してみようと思いだした

結局、名所や観光地に興味がないのでウロウロしながら、自分なりに
まったりするスポットを探して、お茶でも飲みながらなにかしらレポート
でも書ければよいかと

雨にも負け、風にも負けてすぐにキャンセルするようなツアラーだから
あまり気合を入れずに静かな景色とおいしいコーヒーを求めて回って
みようと思う

もともと他人とうまく付き合える人間ではないし、年齢的にも偏屈さ
隠しきれなくなってきているので、日常の人間関係を忘れて、ただ一人で
心を洗えればそれでよい

ひとりで乗る乗り物=単車ということかもしれない

 

 

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