Remains of The Accidents

アクシデンツなページ

誕生日 Happy Birthday toYou.

2010年11月29日 | 子供たち
姫さまの誕生日だった
今年は我が家でバースディケーキを作ってみた



王子が、ひとの誕生日ケーキにもかかわらず
「お腹すいた~、ケーキ食べた~い」とうるさいので閉口してしまった

姫さまは得意のデコレーションでクリームを塗りたくっていた
実は、姫さまは昨年亡くなった「じいちゃん」と誕生日が同じ日
じいちゃんの写真も食卓に載せていっしょに誕生日を祝った

<完成品!>



自分たちで作ったケーキは、買ってきたものより美味

さっそくロウソクに火をつけて全部食べたしまった




こうやって毎年誕生日を楽しく過ごせるのは幸せなことだ

で、誕生日と云えばプレゼント!今回も、姫さまご希望の品が登場!




なぜか、王子も次の誕生日は「インラインスケートがほしい」のだそうな

ちょっと早いんじゃないかい??






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季節の中で

2010年11月24日 | つれづれ

今年も12月の声を聞いて年末年始の帰省を思い始めた
年末に奥さんの実家に家族を送っていこうかと考えているが、こちらの勝手ばかりで都合はまだ聞いていない

子供たちが従兄妹たちに会いたがっているし、奥さんも母親に会いたいのだろうかと思い、動議は出すものの話は進展していかない

実のところ、父はそんなにこだわっていないのでそれぞれ楽しくすればそれでいい
父の正月休みはせいぜい5日程度だが、子供たちは24日にはすべての行事から解放されるようなので退屈する前に、たくさんおもちゃがあって従兄妹と過ごせる奥さんの実家に行った方がよいだろう
小姑にならないように気をつけて実家に詣でてほしいだけだ

質のところ、父の興味は12月17日から臨時運行される「ムーンライトながら」だ
23時10分に東京を出て翌朝5時すぎに名古屋に到着する電車
昨年3月のダイヤ改正で姿を消したが、今年も臨時ダイヤで復活している
この列車に乗って幾多のひとが東京と行き来したという伝説の夜行列車だ
父はこの列車に乗ったことがないので、是非一度経験してみたい
できれば大垣ら乗り継いで在来線で明石まで帰ってみたいと思っている

明石に帰れば、少しゆっくりさせてもらって故郷の知己と旧交を温めたい
進む道は大きく別れ、それぞれの道に生きる友ではあるが、すでに齢50に届くようになってしまったのだから年の瀬には懐かしい酒で心を暖めたいものだ

電話するには用事もないし、メールしてみても長くは続かない
中年男の交友は世間か思うほどに簡単ではない
少々酔うてこそ胸襟が開かれるというものだ

いずれにせよ、もう12月だ


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【読了】 蒼龍  山本一力

2010年11月23日 | 読書

作者の事実上のデビュー作、新人賞を受賞した作品
なんとか読みたくて探し、文庫本を購入してしまった
表題作のほかに初期の短編佳作が4作品
武家と町人がそれぞれに織り成す物語

表題作は、新人賞になかなか届かない自身の心を
少しだけ違った視点で書き進めている
推敲に推敲を重ねた小説が受賞せずに
「勢い」で書いたという作品が受賞作となったところは
ただ機が熟しただけのかどうか、神のみぞ知るところ

受賞作のなかで、何度も何度も選に漏れる主人公がつぶやく
「いまのいままで、どうしてこんなにツキがないんだって不貞腐れて
たが、そうじゃねぇ。描きたい絵が描けて、親方やら孝蔵さんやらに
恵まれて、しっかり女房に病気ひとつしねえ子供がいて、きっちり
おまんま食えて、みんな嬉しそうに笑ってらあ・・・・・・。」

大した学校を出たわけでもなく、他人より余計に勉強したわけ
でもない自分が、こうして世間並み以上の暮らしを続けていられる
だけでありがたいことだなぁと素直に感謝してしまった

氏の小説を読んでいると、関西人の自分まで江戸下町に住んで
深川の八幡様に守られているかのように思えてしまう
自分を守ってくれているのは、今でも大蔵谷の八幡様のはず
大蔵八幡神社のお守りをいつも持っているのだから

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【読了】 海を抱いたビー玉 森沢明夫

2010年11月18日 | 読書

帯には「3回、涙が出た。」とという某氏のコメントがあり
感動ものなのだろうと手に取った

実際には、ほとんどが実話に基づくノンフィクションに近い小説だった

1台のボンネットバスが生まれ、捨てられ、そして甦る物語
後半、バスは越後湯沢に旅立ち、大地震の被災者を癒す

いい話ではあるが、小説としてはどうなのだろうか
被災者である子供たちの会話が中途半端に標準語であったり
「僕」の目線で語られる内容が変に専門的だったり
ルポと小説の間を行き来してしまっており、読者として不自然さに
目を瞑れなかった

実話としては、感動するほどのいい話なのだろうけど
小説として「3回、涙が出た。」というほどの感動はない

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日々是精進

2010年11月15日 | つれづれ

姫様に海保の事件について説明するのに
なかなか単なる善悪で説明しきれずに困ってしまう
正義って多面体なのよなんて云っても
世の中は矛盾でいっぱいなのよと云っても
何の説明にもならない

また、姫さまが疑問にしているもう一方の視点
つまり、保長官たちを糾弾している自民党の面々だ
ニュースで垣間見るあの方々は鬼の形相で「責任問題だ」と

見ている姫さまは、海保のひとのせいであのおじさんが辞めることが
つながらない様子で困っている
あのひとが辞めたら何かいいことがあるの、と訊かれても
なかなか答えようがない

なので池上彰さんの人気が上昇してしまうのだろう

さて、今日も名古屋に向かっている
うだつのあがらぬセールスマンは諸々の課題を抱えて
解決策のない旅を続けている

朝一番の会議では、お前の報告には解決策が欠けてるんやと
云われたが、その部長さんの解決策はというと
そんなもん、ピシッと云うたらええんやと云うものでたいした
結果は生みそうにない

いつの世も不条理がはびこることは常であり、ニュースに
のらない世のかたすみにも毎日存在しているのだな



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