Remains of The Accidents

アクシデンツなページ

ふたりとも

2011年03月26日 | 子供たち

今週は修業式が続いた
うちの姫さまと王子様はそれぞれ元気に学年を終えた

姫さまの成績表は、
「大きな声でときどきびっくりさせられる」と書かれた父と違って
先生にずいぶん褒められていた

王子はクラスで唯一の皆勤賞をもらい、終了式で名前を呼ばれて
大きな声で返事をしていた
こちらの大きな声は賞賛に値するものだ

元気に、健やかに、また1年が過ぎた

何十万人もの人たちが苦難の底にある
みんな、元気に修業式や卒業式を迎えるはずだったのだろう

入学を心待ちにしていた子供たちもたくさんいただろう

そうではあっても、誰のためでもなく
ただ自分のために力強く生きていってほしい
君たちが力強くなることで、皆を助けられる日が来るのだ

すべての人々が打ちひしがれていては、また立ち上がることができない
悲しみは尽きないけれど、悲しみを胸に抱えながらでも
昨日を捨て、今日を生き、明日を創らなければならない

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卒業

2011年03月25日 | つれづれ

震災後、東京での話題は原発、停電、もの不足に集約されてきた
TVの画像はすでに瓦礫の山に変わっており、遺体を抱いて泣きつくす
人々の姿は、もう風化し始めているような感じもある

震災のさなかにも年中行事はあり、企業は経済活動をやめない
3月は多くの企業で期末を迎える決算月である
経営者は今期の業績を少しでも上向けることに躍起になり
檄を飛ばす

学生たちは就職に、進学にと進路を決めていく
今年は卒業式を自粛する学校も多いようで、地下鉄にのるはかま姿の
女学生もめっきり少ない

卒業式のなかったある高校の校長のメッセージを読んだ


二十数年前、高校を卒業した自分に
まじめに進路も考えず、模試の判定とネームバリューだけで受験する
大学を決め、一喜一憂していた自分に聞かせてやりたい

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出勤地獄

2011年03月15日 | つれづれ

震災/計画停電の影響で出勤が大変だ
14日は駅構内に入れてもらえず改札口の前で
並んで待つ状態

本数が半減したことで、当駅より遠方の人たちで
電車は満員になり都心に近づくにつれて乗り込み
不能の状態となってしまうからだ

今回は、都心からずいぶん離れたところでの災害で
あるが、東京電力の主な発電所を襲ったことから
大きな影響があったようだ

人があふれているのだ
人口の集中度をさげるべきだと考えないか

今回の震災を教訓に外形標準課税などを拡大して
首都圏(特に東京23区と神奈川東部)に実質的な本社をおく
企業に対しては課税を拡大してはどうだろう
そして、地方に本社を置く企業には優遇措置を設けて
企業移転を促進、地方の雇用につなげてはどうだろうか
全体の雇用は変わらないにしても
老親の介護などの分業は都心勤務よりはやりやすいの
ではないか

消費税にしても単純増税だけではなく経済措置として
首都圏は高く、地方は安くというバランスでもよいのではないか

キャパを超えた人口を抱えた首都圏は交通インフラも
電力インフラも限界なのだ
これまでの国策の不備ではあるが、そろそろ変えなければ
また、復興予算→赤字国債→債務増大→格付低下と
単純且つ難儀な話となってしまう

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父帰る

2011年03月12日 | つれづれ

上りの新幹線から開放されたのが19時すぎだったろうか
その間に、社内放送とインターネットで都心からの帰宅が
困難な状況を知って、とうしようかと思案していた

その中で、よくよく考えてみると首都圏のJR東日本は
全線運転見合わせ・・・って、東海道新幹線は動いているぞ

とっさに「東急バスナビ」にアクセスしたところ、新横浜からの
東急バスは動いている
これにのれればなんとか3つ手前の駅までたどり着ける
あそこからならば歩いても1時間はかからないだろう

で、その駅から自宅まで出ている川崎市営バスのHPも確認


川崎市営バスは・・・「地震のため運行情報は停止しています」と

でも、なんとか停電と余震におびえている家族に会いたい

気を取り直して、東京駅の係員に尋ねると下りの新幹線は14番線
からまもなく出発、すべりこみセーフで満員のひかり号に乗り込んだ

品川・新横浜と感覚的には40km/h程度の徐行で進んだ

20時すぎに新横浜に到着、案の定改札口から長だの列
と思ったら、皆さん公衆電話に並んでいた
携帯電話がダメになって、新横浜から先に進めなくなった人たちが
自宅に連絡しようとしているようだった

新横浜からは溝の口駅まで第三京浜経由の直行バスが出ている
存外早く20時40分頃にはバスに乗れた
東急バスがダイヤを無視して車両を投入していてくれたようで
感謝感謝だ

その後、多少の渋滞はあったものの、乗り継ぎの市営バスも
動いていたことから、22時すぎ近所のバス停で降車した

街は停電で真っ暗だった
川崎市の一部では、24時30分頃まで停電が続いていた

自宅では懐中電灯をもった家内が、鍵を開ける音に気づいて
出迎えてくれた

通電されてTVをつけてからは阿鼻叫喚の津波を呆然と
眺めるだけ

深夜になって都心からの地下鉄や私鉄も復旧し始めたことも
TVで知ったが、会社の同僚がどうなっているのが全く知らないまま夜が明けた


以前から大規模災害で帰宅難民が発生することは声高に叫ばれていたが
気にも留めなかったのだから、えらそうには云えないが

職場に留まれと叫ぶ政府と、交通機関の連携はどうだったのだろう
早々に「都心の足」を放棄したJR東日本の対応はどうだったのだろうか
あれだけ災害マニュアルを作っていて、また「想定外」だったのだろうか

史上最大規模の地震とあらば、「想定外」もやむないものとして
バス運行関係者の尽力、警察・消防・自衛隊ほかライフラインやインフラの
復旧・維持に関係された方々には最大限の感謝と賛辞を送りたい

ありがとうございました
おかげさまで家族の無事も早々に確認でき
なんとか帰宅して家族と会えました


そしてまだまだ全貌が明らかにならない状況ではありますが
被災された皆さん、なんとか生き延びてください







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新幹線の中

2011年03月11日 | つれづれ

今、地震の影響で東海道新幹線に閉じ込められている
早朝に名古屋に向かい、昼過ぎに帰路についていた
品川駅を出てさぁ東京かいというタイミングで列車の中が
暗くなり弾むほどの揺れを感じて停車してしまった

すぐにアナウンスがあり東北地方の大きな地震の影響だ
ということもわかったものの、引き続く大きな揺れに社内も
騒然となった

週末で小さな子供を抱えた母親たちも多く乗っているのだが
停電の影響でトイレが使えなくなり、少しパニクっていた
停電自体は数十分で復旧し、空調もトイレもOKとなった

手持ちの携帯電話は全く役に立たないのだが、周囲の人々は
徐々に使い始め、よく見ているとどうやら「×」なのはa社とs社
のようだった

当たり前の状況だが、自宅・奥さんの電話とも全くつながらず
一時s社はメールも飛ばない状況でずいぶんやきもきした
自宅も携帯もS社にまとめている
新幹線内の公衆電話からはド社の携帯にしかかからないと
いうことだし、IP電話である自宅には何度トライしてもつながら
なくて本当にイライラしてしまった

現在、既に18時となったがいまだ動き出す気配はない
もともとの到着予定時間が14時53分だったので、かれこれ
3時間以上閉じ込められている
その間に、となりの東海道線(在来線)の乗客は線路を歩いて
品川駅に行ってしまった

なんだかビールが飲みたくなってきたな・・・・

今月は、東京の大雪で東北新幹線に閉じ込められたし
今回は地震だし、なんかバチのあたることをしたようだ


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