今週は修業式が続いた
うちの姫さまと王子様はそれぞれ元気に学年を終えた
姫さまの成績表は、
「大きな声でときどきびっくりさせられる」と書かれた父と違って
先生にずいぶん褒められていた
王子はクラスで唯一の皆勤賞をもらい、終了式で名前を呼ばれて
大きな声で返事をしていた
こちらの大きな声は賞賛に値するものだ
元気に、健やかに、また1年が過ぎた
何十万人もの人たちが苦難の底にある
みんな、元気に修業式や卒業式を迎えるはずだったのだろう
入学を心待ちにしていた子供たちもたくさんいただろう
そうではあっても、誰のためでもなく
ただ自分のために力強く生きていってほしい
君たちが力強くなることで、皆を助けられる日が来るのだ
すべての人々が打ちひしがれていては、また立ち上がることができない
悲しみは尽きないけれど、悲しみを胸に抱えながらでも
昨日を捨て、今日を生き、明日を創らなければならない