Remains of The Accidents

アクシデンツなページ

王子、悩む

2016年02月29日 | 少年野球

前回、王子が邁進している話を書いた直後のこと
朝一番、練習に向かうところでぐずぐずしているのを
父が叱咤した

途端に、王子が実は練習に行きたくないと云いだした

**と**にいつも嫌なことを云われて嫌だ

どうやら、少し悩んでいるらしい

奥さんに聞くと、父も「敵」で、キャッチポールで暴投すると
すぐに叱られるのが嫌だという

結局、その日から練習を欠席している

本人はもうやめたつもりで土曜日も日曜日もまったく
退屈に過ごしている

父は金曜日に午後休をとって少しゆっくり話してみた

父も敵なのだから、しごく話しにくいのだが
色々と聞いてみると、少し納得のいく話だった

今のチームに入ったのは友人の誘いからだったのだが
なかなか受け入れられなかったらしい

キャッチボールの相手、柔軟体操の相手、昼食を広げる相手
いずれも都度都度探さなければならない状況

誰かを誘っても、「約束してる」「無理!」と冷たい声が返ってくる
秋口から上級生チームに移ったのだが、そこでも同級生はあまり
仲間に入れてくれずじまい

コーチに聞いてみたところ、冬場の練習では弁当持参のことが
多かったが、ずっと一人で食べていたので気になっていたという

可哀そうに


子供たちのやることで、いじめや嫌味といった感覚ではないものと
思われ、責める気にはならない

馴染めなかったということなのだろう

一年前、はじめてユニフォームを着て歓び、はじめてヒットを打って
歓び走りまわっていた姿がもう浮かばなくなった

恐らく、上級チームではそう目立たないばかりか、 きちんと投げないと
やはり叱咤され、叱咤されれる回数の方がよほど多い

昔風にいうと、根性がないことになりそうだが、実のところ父はそう
考えていない

ヘタクソに嫌味を言われて我慢する必要はない、かと言って
むやみに喧嘩することもない

チームメイトが頭を下げにくるようならば考えないでもないが
こちらから頭を下げる必要はないと考えている
実は、父もヘタ、あるいは非力なクセにやたらいばる友人や
先輩たちが嫌で野球部というものに入らなかった過去がある

ただ、いまは野球自体に失望している王子だが少し間をおいて
ほかのチームに入れれば入ってみてもよいとも思う

昨日もバッティングセンターに連れて行ったのだが、やはりセンスは
持っているので安心した

昨日、でがけにキャッチボールもしようかと誘ったが

「キャッチボールはいいや」と



やっぱり父も「敵」なのだな 

 

 

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姫さまの活躍、王子の邁進

2016年02月18日 | 子供たち

先週は忙しかった

まず、日曜日に姫さまの出場する駅伝大会を見学すべく
南アルプス市というところまででかけた
前夜、雪が降ったようで中央道八王子ICを過ぎると白一色
されど、あっけらかんとした晴天、路面は乾いてきていた

関東近県中学生新人駅伝大会という大会

全国大会に顔を出す強豪校から、山梨県内の陸上競技部
以外の部活代表まで、ずいぶん大きな大会だった

姫さまチームはそんなに大した成績ではなかったが、部活を
初めて半年あまり、靴も二足目になった

駅伝は午前中で終わるので早々に帰宅することとなった

今回はめずらしく往復、奥さんと二人でドライブ
亡くなった義父さんの見舞いのとき以来だ

そんな中で、奥さんが話し出す

昨日、王子の通うスイミングスクールのコーチから電話があった
今月の記録会に出てはどうかという打診だったと

父もなんどか王子の泳ぎを見に行っているのだが、姫さまに
比べるとフォームにクセがあってあまり美しくない
どうやら足の力が強く、皆より早いタイムが出ているらしい

所属している野球チームでも、走力と遠投力を測ったことが
あるのだが、同学年では際立って早く走り、遠くに投げられた
遠投の時には計測している父コーチの頭を越してしまったほどだ

この冬、基礎トレーニングのときにも坂道ダッシュで新6年生を
全て負かしてしまった

さてさて、この王子が姫さまのようにキレイなフォームを身に着けたとき
もしかしたら・・・・と想像してしまい一人ニヤニヤしてしまう

姫さまも駅伝の公式戦のたびに自己ベストを更新していてグングン伸び
ているので、毎回の報告が楽しみだし、王子は王子で如何なく実力を発
揮しているようだ


実は、二人とも父ゆずりの太い足首を持っている
姫さまはこれを嫌がるが、この足首はなかなか故障しない

丈夫な足首とよけいな猫背を引き継いだので
陸上でも水泳でも野球でも精一杯活躍してくれ

 

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旅慣れてしまったな

2016年02月04日 | 出張

今日も出張に出ている
今日は日帰りで三河から岐阜

出張ばかりしているので、変に旅慣れてしまい
様々なターミナルでいろんな特徴を覚えてきた

たとえば、新横浜駅

7:30になると駅に隣接しているドラッグストアが開店し
温かい飲み物やお弁当が安価に調達できる
新幹線駅構内の売店は高いので助かる

7:30より前は、少し先のデイリーヤマザキ
焼き立てのパンを並べているので温かい車中朝食向きだ

朝は、トイレも大変だ
新横浜の場合、構内のトイレ個室はいつも埋まっていて
順番待ちになっているので、前述のドラッグストアの先か
駅をくぐった先のファミマを利用する

羽田空港もよく利用する
朝は空港バスを降りてすぐにエレベーターで地下に
エレベーターはトイレの前にあって隠れているので
混むこともない
トイレが混んでいる場合は、そのまま地下に降りた方が
個室がすいている

皆、出発ロビーに向かうので地下はほとんどガラガラだ


JAL/第一ターミナルだと、南北両ウィングの地下にローソンが
あって朝食の調達には便利 

父の場合は、今のところラウンジが無料なので
パンだけ買ってラウンジでコーラ0を飲みながら食べている
ここで充電を済ませて機内はもっぱらiTunesで音楽を聴いている



実のところ、仕事の都合で4月から大阪にいくことになりそうだ
毎度、先のことはわからないのでオオカミ少年になってしまうかも
知れないが、今回は高い確率だ

家族にもそれとなく示しているので突然おどろくようなことはなかろうが
やはり単身赴任は嫌だ

姫さまとも部活と塾の関係であまりコミュニケーションがとれなくなっているし
王子も休日は野球の練習でいっぱいいっぱいだが
それでもまだ一緒に風呂にはいって楽しんでいる

仕事を始めてから、すでに9回ほど引っ越していろんなところに行ってきた
旅慣れるのも当たり前だ
大阪に行くと、今度は西日本一帯が守備範囲になる

学生のとき、親友には「やっぱり明石にいたいわ」と言っていたが、結局
明石にいたのはそれから3年のみ、もう戻ることはなかった

そして、まだ当分の間、旅は続くのだろう

 

 

 

 

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