GWは混むので遠出しない
で、近場で少し贅沢して十二分に楽しもうというのが
我が家のコンセプト
前半の目玉はプロ野球観戦
一応縁故者なので、阪神の新井兄弟を応援しに行ってきた
実のところ、父は天気に影響されず、父の愛するジャイアンツを
見るために東京ドームを提案したが、王子は
「えーっ、新井選手がいいっ」と主張し、姫さまも同調したので
横浜スタジアムの切符を入手した
当たり前の話だが、はまスタはDeNA横浜ベイスターズのホーム
入り口付近には現在三冠王のトニ・ブランコにちなんだ「ブランコ」があった
最初は、子どもたちにナイターの醍醐味を味あわせたかったので土曜日にしょうか
と考えていたが、奥さんが「寒いんじゃないかな」と云ったので、日曜日のデイゲームにした
これが大正解で、前夜は寒かった上にタイガースはボロ負け
子どもたちに阪神ファンの罵詈雑言を聞かせずに済んだのだ
父は学生時代甲子園で定期的にバイトしていたので阪神ファンの気質をよく知っている
1.大抵、飲酒と喫煙のマナーが悪い
2.自チームにも拘わらず汚いヤジを飛ばす
3.負けると犯人探し
4.点をとると調子に乗って(次のプレーが始まっていても)六甲おろしを唄っている
という感じ
亡き父もよく「タイガースは嫌いではないが、阪神ファンは大嫌い」といっていた
そんな中、父たちは試合前の練習を見学、練習の間は席に拘わらずネット裏で
見学ができるのだ
お目当ての新井選手の打撃練習
何本かは柵越えしていたが、いまいち調子が上がっていない様子
少しずつ「芯」からはずれている感じだった
王子は新井選手を間近に見て大喜び
(ケージのなかは新井選手)
タイガースの先発はルーキー藤浪投手、197cmの長身は父も初めて見させてもらう
対するベイスターズはベテランエースの三浦大輔投手
新旧エースの対決ということで・・・こりゃ投手戦になるんかな・・と予想
できたら子どもたちにホームランの軌跡を見せてやりたいのにな
試合が動いたのは2回
4番マートン選手がレフトへ2ベースヒット
喜んでいるあいだに福留選手が初球を真芯でとらえて右中間のスタンドへ
弾丸ライナーの2ランホームラン!
うぉぉぉぉぉと盛り上がる3塁側のスタンド、次は新井選手だ!
そして、新井選手も快音を残してレフト前ヒット!
弟・良太のタイムリー2ベースで新井選手が生還して0-3とリードを広げた
(父は良太とも会ったことがある)
しかし、その裏には逆に2ランホームランを喫し、3回裏には犠牲フライで同点
ところで、姫さまはこのとき「タッチアップ」について不思議そうにしていた・・・「パパ、
なんでアウトなのに走っていいの?」と
TVナイターの少ない世代なので、なかなか細かいルールがわからないのだ
父も解説する機会が少なくて困ってしまうので、今回はいい機会なので丁寧に解説した
その後、1アウト/ランナー1塁の場面では、王子に
「ほら良太(3塁手)のいる場所を見てみ、ずいぶん前の方にいるやろ」
「バントされたらダッシュしてとるから見ててみ」
といううちに2ストライクに
「ほら良太(3塁手)が後ろに下がったやろ、2ストライクになったあとは
バント失敗すると三振になるから、もうバントしないって考えてるんや」
「どうして三振になるの??」
「だって、ずっとバント/ファールで粘られたらゲームが進まなくなるやろ
そんなセコい奴は三振でOKや」
なにやら乱暴な解説も混じってくる
以降、両投手ともに少し安定
(三浦投手のモーレツな投球フォーム)
6回表、福留選手が三振でちょっと雰囲気が悪くなったあと
我らが新井選手がバットを折りながらもライト前ヒットで出塁
良太も続いて1アウト3塁-1塁と理想的な攻撃
ここで藤井捕手が犠牲フライ、新井選手がホームイン
それからそれから
なんと藤浪投手がプロ初ヒットの2塁打!!
その後、残念なことに8回の攻撃で新井選手が自打球を当ててしまい
その裏の守備から交代してしまった
最終的に、3-5でタイガースが勝利、風船飛ばしも経験してなかなかの初観戦で終わった
試合終了後は藤波投手のインタビュー、アウェイなので短めに終わったけれど
最後に最近の決め文句「必死のパッチで頑張ります」と沸かせてくれた
この言葉、奥さんに意味を聞かれるけれど、自分たちは子供の頃から自然に使っていた
言葉なので意味なんて考えたことがないのだ
必死のパッチ・・・・・・実は「必死のパッチ」の歌もあってYoutubeで聞ける
まだまだ関西弁は深い
というわけで、帰りは横浜で自然食バイキング&シャブシャブの夕食を満喫して
どうにかこうにか帰宅した
ちなみに、一昨日から発疹が出ていた王子は水疱瘡でしたが、元気に観戦&食事して
まだ寝てます(笑)