句会後感、自虐編、反省編

2006-05-08 19:47:46 | Weblog
     ふたばあおい(赤塚植物園)
 
 「詐欺的思考の巻」
 
 大漁旗も揚げて港の幟かな

 目の肥えた連衆には見透かされたように0点句。
 これこそ、困った時のヤケ○○俳句である。

 大漁旗揚げて港の祭かな
 大漁旗揚げて港のお正月
 大漁旗揚げて港の天高し

 などなど、こんなものを十あまりも有るのだからろくなもんじゃない。

 「ひまつぶし流、書の巻」 
 
 昨日は何となく墨書をしたくなった。先日の失敗を踏まえ、墨壺は少し離した
 処へ置いてみる。アイロン台の張替えは次の日曜の仕事となって残っているからだ。
 八人分の句をころころの拙筆で「句」から受ける印象など字体や濃淡の違いが
 自分でも面白い。
 そこで、志様のお句.ひかり汲むごとくいかなご汲みにけり 
 句会では「か行が多く、言いずらい」などと言ってしまったが。
 書いていると、漁師の手はこんな風にごつごつしているのだろうなぁ
 等と思えてきて「隠喩的効果」にドキッとする。
 前に 花衣ぬぐや纏はる紐いろゝの「く」の暗喩と考えれば、私の浅はかな
 発言を後悔する。

 自信をもって間違えるのもころころの特徴などと、逆切れはしません。
 反省すべき点は反省いたします。すみません。

 
 
  


コメント (2)
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