6月2日

2009-06-02 20:58:12 | Weblog

     ( 蛇苺 )

 

雨のせて川の明るさ蛇苺       岡本 眸

 

蛇苺いつも葉つぱを見忘れる     池田澄子

 

道問へば吉野訛りや蛇苺       寺島初巳

 

蛇苺ふるき社の女坂          浅田 伊賀子

 

 ☆ 毎月結社では小学生の俳句を掲載してしるが、どれも素晴らしいもの。
 我々は知った顔で「ここをこうすれば・・」などと上から目線で見ている
 考えてみれば,そこまでで知った言葉と体験を全てぶつけて来るわけで
 知識の上に立った大人の俳句など霞が掛かります。
 ある機会があって2,3回初心者の指導の手伝いをする事となった。
 私の出来ることはただ俳句の楽しさを伝える事だけでした。

 

 ☆ 現在のころころの俳句は汽水の俳句。
  海で学んだ泳ぎを川でするようなもの、中途半端の状態ののだろうと
  思う。海から見ても川から見ても・・・それも致し方ない。今の力がそれ程
  しかないのだから。もう少し楽しもう。


 
 
 
 





コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする