あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

線路端

2010-01-02 17:29:43 | つれづれ
ちょうどレールの向こうに夕陽がかかった。オレンジ色の光が優しく注ぎ、レールを輝かせる。その光に向かって小さな電車がガタゴトという音を残して去っていった。

結局終点の三軒茶屋まで歩いた。それほどの距離でもなく、また昨日よりもやや過ごしやすい気温だったので、歩いていても苦にはならなかった。

沿線のあちこちで、子どもたちが電車を見ながら手を振っていた。その様子に子どもの頃の自分を重ね合わせてみた。そして、僕の後にそのバトンを繋ぐことが出来ないことが寂しく感じられた。

まあ、だから若い人たちに混じっていろいろチャレンジしているのだから。
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ひかるみち

2010-01-02 15:50:50 | つれづれ
下高井戸から世田谷線沿いをぶらぶら歩いている。ほとんど住宅地の中、たまに商店街に入ると少しホッとする。

線路沿いの区民会館をすり抜けると、金属製の橋のような場所があった。地下の吹き抜けをまたがるその橋に西日が当たり輝いていた。

少し気分が高揚したような、そんなところでさらに先に進もう。
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深刻化

2010-01-02 14:41:35 | つれづれ
今日も予定があるわけでなく、ふらりと家を出た。駅に着くと改札前で人だかりが出来ていた。人身事故で電車が止まっているという。反対方面の電車は動いているので、行くあてがないのでそちらに乗ってもいいのだが、定期があるのは止まっている方なのでそのまま待ち続けた。しばらくして動き出したが、1時間止まっていたそうだ。

そういえば、昨年末はサブプライム問題の噴出により年を越せるかどうか大変だという話題が駆け巡っていた。その後の様々な経済対策により一息付いた感のある日本経済だが、水面下では深刻な状況が続いているように思える。見えなくなっていることもあるが、見ようとしなくなっている面もある。そのうちに問題が深刻化し、誰もが認識する頃には手遅れなのかもしれない。

出発を待っている間、後続列車がかなり近くまで接近してきたのを見てシャッターを押した。だが、すぐにその電車が事故にあった電車だとかいうことに気づき、データを消した。
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