あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

音色

2010-01-08 22:24:38 | つれづれ
まっすぐ帰る気にはなれず、改札を出てからぐるっと駅の周囲をあてもなく歩いた。

東側の工事中の辺りには、真っ赤に灯るカラーコーンが立っていたが、イルミネーションというほど洒落たものでもなく、ぼんやりとその光が作る影を眺めていた。

特に行きたいところもなく、そろそろ電車に乗ろうと西側に来ると、なぜか三味線の音色が耳に届いた。
若い男性がハードな演奏をしていたその姿は、雑踏とは一線を画しているようだった。

僕もそろそろウクレレの練習でもしよう。
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トンネル

2010-01-08 07:46:02 | つれづれ
振り向くと、幾分雲がかかった空の先からまばゆい光が射し込んでいた。人の流れが一段落した場所で、ふと立ち止まりレンズを向けた。

光を求めるのは、僕の人生がトンネルの連続だからなのかもしれないと思うと、妙に納得できた。

トンネルは峠を越える近道だが、僕の人生はいくつもの大切なことをパスして何処へと急いでいるのだろう。
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バグ

2010-01-08 06:50:42 | つれづれ
明日は休みだと思うと、気落ちした心が少しばかり和らぐ。まるで体のリズムがそのようにプログラミングされたかのように。それは「サラリーマン」という商札の付けられた人々に共通したプログラムなのだろう。

ここで「そもそも人間は…」などと言うつもりも資格もないので、ひたすら週末を待つのみだ。それでも、そのことに疑問を持つ自分に救いを求めながら。

毎朝こんなことを考えていれば、いつか何かのきっかけで変身できるような…って、思い続けるだけではダメだけど。
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