あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

夜更かし宙へ行く

2010-01-13 21:23:24 | つれづれ
昨夜、食事を終え風呂に入り、早く寝てしまおうと思ったのだが、何となくDVDが並んだ棚に手が伸びた。『スタートレック』の劇場版第1作を選んだ理由ははっきりとしない。公開時に劇場では観たけど、買ってからもうずいぶんと経つのに一度も観ていなかった。

改めて観てみると、特撮シーンがたくさんのSF映画という感じはあまりしなかった。もう30年も前の作品だからということもあるだろうが、一番の理由は、この作品の主題がそこにはないということだ。バトルシーンがSF映画につきものということもないだろうが、この作品でも描かれている。だが、それほど長くはない。その分映像には迫力がないが、それも新鮮に映る。

スタートレックには哲学的なところがあり、そこに心惹かれる人は多い。この作品もそれはかわらず、ジェリー・ゴールドスミスの壮大なスケール感を持った音楽がその世界を膨らませる。名作と語り継がれるかどうかは別として、僕の好きな作品である。

そう、何となく『マトリックス』の世界観が重なったが、気のせいだろうか。

凍てつく風

2010-01-13 08:33:38 | つれづれ
初雪は積もることもなく、名残すら残していかなかった。

今朝は強く冷たい風が吹き、手袋をしない手は悴み、またマフラーの隙間を執拗に攻めてくる。「凍てつく風」という言葉が頭と体の間で一致した。

道端に手袋が落ちていたのを誰かが拾ってくれたのだろうか、その気持ちに心が少し暖まる。