あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

2010-01-17 23:56:36 | 見上げる
帰りは乗り継ぎも順調で、思ったよりもやや早く家に着いた。おかげで…という訳ではないが、先週分の『ウェルかめ』を観ることができた。トークショーで聞いた話も確認できた。

お昼過ぎ、バス停で後から来た2人の年配女性に「このバスは県立美術館に行きますか」と尋ねられた。地元神戸に住んでいながら、今まで行ったことがないそうだ。もらってあったバス路線図をカバンから出して確認したら、ありがたがられた。
「東京から来た」という話になり、震災についての話に及んだ。その方々も被災し苦労されたと言っていた。被災された方の話を聞いたのは初めてで、彼女たちの話に心を寄せながら聞いていた。

県立美術館で僕もバスを降りた。展示会に長い列ができているのを尻目に、僕は震災について描かれた絵の展示会を観に行った。被災された方々の心のフィルターを通った絵は、あるいみ写真よりも被害の大きさを伝えていた。そこに来られていた方々が、その時の被害について話している内容が耳に入ってきた。絵に描かれた世界がリアルさを増した。

バスの中で聞こえてきた「思い出したくないけど、忘れてもいけない」というのが、被災した方々の多くの声なのかもしれな。そんなことを含め、僕らがここにいる意味を考えていきたい。
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望み

2010-01-17 17:45:58 | つれづれ
三宮から直行バスに乗った方が楽だったが、回り道がしたくなり、阪急電車とモノレールを乗り継いで空港まで来た。

太陽の塔を見たかった。予定に入れようと思っていたが、今回は止めた。「せめて車窓から」という気持ちは、その迫力のある姿を目の当たりにして叶えられた。

さて、次は「旅行」を、それも一人旅でない旅行をしたい。
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協力

2010-01-17 16:48:09 | つれづれ
シンサイミライノハナPROJECTについては、先月NHKのホームページを通じて知っていた。できれば参加したいとも思ったが、昨日は神戸に入るのが遅かったこともあり、見るだけでもいいと諦めていた。

動物園から三宮に戻り、国際会館の会場に行くと、花びらとペンが用意されていたので尋ねたら、ぜひ書いて下さいと言われ、恐縮しながら書き込んだ。

震災はとても悲しい出来事だけど、あの日を境に僕らは確実に変わった。いい方向に変わった。そのことを、今朝の記事もそうだけど、たどたどしいが伝えたかった。

この日だからとか、15年だからということではなく、いつも心の中にその気持ちを持っていよう。
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ZOO

2010-01-17 12:36:45 | つれづれ
子どもがいないと動物園など来ることがない。だが、昨年末にふと思い、旅先ということもあり、王子動物園に行った。

目的はすぐに済んだものの、せっかくだからと少し園内を散策してみた。羊の帽子をかぶった子どもが寄ってきて、思わず微笑み返すと笑顔で応えてくれた。親子でこんな休日を過ごすのはとても幸せなことだと思う。

ここにはコアラとパンダがいた。どちらものんびりとした動きで、見ていて心が和む。と、次はいつ動物園に来るのだろう。
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ビーフパイ

2010-01-17 11:36:09 | つれづれ
先日、家に帰ってテレビをつけると、日本にバームクーヘンを広めた人として、ユーハイムの創業者が紹介されていた。

たまにフランクフルタークランツを買うので、なじみはある。昨夜南京町からアーケードに抜けて歩いていたら、その本店が宿泊したホテルのすぐ近くにあった。

その前に見かけた「シンサイミライノハナ」を南京町に見に行き、また同じように本店の前を通ったら、ビーフパイを売っていたので、つい買ってしまい、乗り込んだ路線バスの中でいただいた。牛肉の旨味が溢れる美味しさだった。

そういえば、前回も今回も神戸ビーフを食べていないな…
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町おこし

2010-01-17 10:59:01 | つれづれ
新長田に行ってみた。5年前にも訪れたが、駅周辺の高層住宅化された商店街と、昔ながらの所とのギャップの大きさに気持ちが行く。

駅近くに鉄人28号のモニュメントが立っていた。街の人たちを元気づけるためなのだろうが、僕らより数世代上にとってのヒーローに思い入れを持っていないこともあり、ピンと来るものがなかった。

ただ、商店街の空き店舗を町おこしに使っているのはいいなあと思った。欲を言えば、若い人たちのチャレンジを後押しする場ならもっといいんじゃないかなと。街の高齢化が進む中、ここだけでなく各地で様々な取り組みが求められる。
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生きる

2010-01-17 06:52:24 | つれづれ
阪神淡路大震災から15年目の祈りの場に立ち会わせていただいた。

震災が起きた5時46分に合わせ、祈りを捧げるために大勢の人々が集まっていた。物見遊山でこの地を訪れた訳ではないが、震災で何かを失った方々と僕との間には大きな隔たりがあると感じられた。だが、その悲しみに静かに寄り添うことはできるとも思った。

会場内に若者の小さな輪があった。もしかしたら、子どもの頃に震災に遭った同級生だろうか。震災の犠牲になった仲間もいたのだろうか。笑顔で語らう彼らの心の奥には今も震災の傷が残っているようだ。だがそれは、消してはいけないものなのかもしれない。傷跡に触れ、その時の痛みを思い出すことは、辛いこともあるだろうが、そこから生まれたものもある。そして今、彼らも僕もその後を生きている。

命のことなど普段あまり考えないが、事故や災害は突然襲ってくる。備えは必要だが、それで全く被害がなくなるものでもない。外的な要因がなくても、死は誰の身にも訪れる。

今を、当たり前のように毎日を流すように過ごしているとそんなことも考えなくなる。そんな僕に「もっと生きることに真剣になれ」と言ってほしくて昨日今日と歩いているのだ。そうなのだ。

だから、今日からその思いを強く胸に抱いて生きていこう。物見遊山で来たわけではないのだから。
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こまちゃん

2010-01-17 00:41:19 | 旅する
一人で店にはいるのは難しいことではないのだが、旅先だと何か欲張ってしまい、なかなか店を選ぶことができない。今夜も当てもなく40分くらいふらついていた。

お客さんが少ないのもつまらないし、カップルばかりだと寂しい。そんな風に選択肢を絞り込んでいると、ようやく一軒の店を選ぶことができた。元町からぐるっとまわって一つ隣の三ノ宮まで来ていた。

土曜日にしては混み合った店内に店員さんの声が響いていた。中でも、こまちゃんという女の子の声が元気も反応も良かった。ちょうど店内を見渡せる席だったので、彼女の動きの良さにも感心した。他の店員さんもいい感じて、そんな様子を見ながら、自分もこんなチームを作れたらと思った。

独りの神戸の夜は寂しいと思っていたけど、すっかり楽しい気持ちになっていた。その分、注文も増えてしまい、部屋に帰ってきてこの記事を書きながら眠ってしまっていた。

明日は…ではなく、今朝は早く起きられるだろうか。
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